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出版社内容情報
着々と進行するプク・プックの「魔法の国」救済計画。多大なリスクを孕んだその計画を阻止するため、そして囚われの身となったシャドウゲールとスノーホワイトを救い出すため、プフレは起死回生の一手を打つ――2016年10月にTVアニメ放送開始となる『魔法少女育成計画』シリーズ最新作がここに登場!『JOKERS』『ACES』と続いた三部作の完結編!
内容説明
着々と進行するプク・プックの「魔法の国」救済計画。多大なリスクを孕んだその計画を阻止するため、そして囚われの身となったシャドウゲールを救い出すため、プフレは記憶を失ったまま起死回生の一手を打つ―。TVアニメ化された話題のマジカルサスペンスバトル『魔法少女育成計画』のシリーズ最新作がここに登場!「魔法の国」と自らの運命を賭けて、魔法少女達が激突する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
61
唯一神プク様万歳なシリーズ最新刊。着々と進行するプク・プックの「魔法の国」救済計画を潰すべく、様々な魔法少女たちが動く話。おいおい、マジかよ。まさかあのキャラがあんな事になるなんて思いもしなかっただけに、その衝撃は凄まじいものがありますね。これまでを遥かに超える息つく暇もない展開の連続や、様々な魔法少女たちが各々の力を見せる姿は圧巻の一言に尽きます。情報量多すぎて飲み込まれてしまうところでした。とりあえず言えることはフレデリカ暗躍しすぎってところかな。次巻からの新展開も非常に楽しみです。2016/12/11
眠る山猫屋
53
〝まほいく〟やっぱり今回もダークな展開に痺れました!見ただけでも相手を魅了してしまうブク・ブックの魔法に次々絡め取られてしまう魔法少女たち。魔法界三大勢力のバランスを破壊してまで改革を推し進めるブク・ブックを止めるため、ブフレやレーテが立ちはだかるが。コンゲーム要素が強く裏の裏まで読んでも騙された!スノーホワイトまで洗脳される中で、ブフレの想いは本物だったね。うるるも重要人物に成長し、デリュージも生き延びた。でもこの作者さんのシビアな展開、まだまだ油断できない・・・。次巻も楽しみです。2019/11/27
harass
49
魔法の国の三賢人の一人プクが封印された遺跡の設備を急襲。魔法の国の魔力回復のため忘れられた儀式を復活させる意図があった。対立する派閥や国の各管理部門は儀式を阻止するため魔法少女たちを結集するのだが…… 儀式とやらは予想の通りえげつなく、表紙絵のプクが使う魔法はファンシーでありながら例を見ない凶悪さ。よく考えつくと感心。このシリーズはいつものように魅力的な登場人物を惜しげなく死亡させる…… 今度は戦争か…… しかしスノーホワイト…… ラノベであるが山田風太郎系譜の能力バトル群像劇。なかなかの読み応え。2016/12/12
まるぼろ
26
どうしてこうなってしまったのか…。JOKERS、ACESから続く三部作の最終巻、三賢人の一人であるプク・プックの計画を阻止すべく其々が奮闘するお話…ですが、余りにも代償が大きすぎる…と言うよりそれだけプクの魔法が反則じみていて強すぎましたね…。そんなプクが最後はプレミアム幸子の魔法の代償によって最後を迎えるというのも皮肉としか言い様がないと思えましたが。デリュージが生きていてくれた事には事件後のスノーホワイトの表情から見てもホッと出来る材料ではあるし、多少の先への希望も見えてきますが…、→2017/05/31
ゆなほし
25
シリーズ本編8作目。着々と進行するプク・プックの、多大なリスクを背負う魔法の国救済計画を巡り魔法少女達が命を懸けて激突する。今作は「魔法の国」内部にシリーズで1番深く関わる物語で、個人の魔法少女のみでなく派閥まで出てくる為、頭を整理して読まないと混乱する。しかしいつもの如く、これだけ多い魔法少女達を誰1人無駄に登場させる事なく、その持ち魔法を上手すぎるくらい上手く利用した戦いの様子は見事としか言いようが無い。容赦無い魔法少女達の闘争に夢中になり、ラノベの面白さを痛感させてくれるシリーズである。2019/06/16