内容説明
パリに生きた日本人による「装飾をめぐる対話」。新しい美術小説の誕生だ。1925年のパリ国際博覧会で登場したアール・デコは第一次世界大戦の後の世界を拓いた。
著者等紹介
長者町岬[チョウジャマチミサキ]
1950年、東京幡ヶ谷に生まれる。東京藝術大学で美術史を学ぶ。1994年、「素材の領分」展で倫雅美術奨励賞受賞。しかし近年、芸術創造を歴史学として解明することに限界を感じ、芸術家の創造を自ら体験する欲望を抑えがたく、小説家に転身した。「アフリカの女」は、長者町の処女小説である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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