内容説明
フランコ支配末期=1974年のバルセロナ。恩赦される可能性のあった25歳の政治青年はなぜ、残虐刑によって処刑されたのか。スペイン人の心をなお疼かせる理不尽な「青春の死」を描くノンフィクション。
目次
第1章 八時
第2章 一〇時
第3章 M‐Lの六人
第4章 初めての流血
第5章 フランシスコ・アングアス
第6章 一二条
第7章 軍事裁判
第8章 九時四〇分
そして、その後
著者等紹介
エスクリバーノ,フランセスク[エスクリバーノ,フランセスク][Escribano,Francesc]
1958年、ビラノバ・イ・ラ・ゲトルー(バルセロナ)に生まれた。バルセロナ自治大学(ベジャテラ)で、視聴覚コミュニケーション学準教授を務める。ジャーナリストとして新聞社やラジオ局でも仕事をし、1990年ごろから主にテレビで仕事するようになった。カタルーニャ語放送TV‐3の『30分』という番組では放送開始当初からのスタッフの一人であり、8年間携わった。のちにジョアン・ウベダとともに再びTV‐3で仕事をし、『市民』『カンガルー』『本当を言えば』『ジェネレーションD』『私生活とベルビチェ病院』などの番組の発案者となった
潤田順一[ウルタジュンイチ]
1952年東京生まれ。週刊誌などのフリーライター、スペイン語翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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