内容説明
現代に立って過去の時代をふりかえり２１世紀への指針をさぐろう。地域から日本を見、世界を考える。ロマンに満ちた郷土の歴史。
目次
１章 文化は北から南から
２章 「夷島」と中世国家
３章 幕藩制成立期の松前・蝦夷地
４章 クナシリ・メナシの戦いと蝦夷地幕領化
５章 開港を迎えて
６章 開拓使の時代
７章 「資本の移住」を求めて
８章 拓殖計画のもとで
９章 十五年戦争と道民
１０章 総合開発を越えて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山一工房
1
北海道になってからの明治あたりのことが知りたくて読んだんだけど、その辺りの叙述が統計的な数値の羅列みたいな感じで、あんまりよく分からなかった。それ以前のアイヌと和人との桎梏のようなところはわかりやすかったのに、残念。 以下、メモ。 （１）殖産、拓殖の時期は、内国植民地のような位置付けであった。 （２）長い間、樺太、千島はアイヌとロシアの共住する地域であったが、北海道の地にロシアが南下してこなかったのはなぜか。2010/01/28
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