感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiro
62
以前エベレストに挑戦していたこと、千歩という姉がいること、東京のクライミングジムでルートのセットアップをしていること、そしてバナナが好きなこと等など、三歩のいろいろなことが分かった3巻。中年以降の登山者が多く出てきて、死亡した遭難者も多かった3巻だったが、椎名久美の一つの転機となっただろう「警告」と、父親が遭難した子どもが登場する「オトコメシ」が心に残った。18巻まで先はまだ長い。2015/09/22
momogaga
57
図書館本。一話ごとに完結するので読みやすいですね。遭難による家族との別れが印象に残ります。でも、自分が当事者になったら・・・耐え切れないでしょうね。2016/03/01
goro@80.7
56
誰しもが気を付けていても遭難してしまうリスクがある。剥き出しの自然の中では覚悟も必要。妻との想い出「押し花」息子を探す「父親」が好きだな。「プロフェッショナル」のクミちゃんがいい。人を背負って登るなんてとても出来る事じゃない。人に迷惑は掛けたくないが、迷惑かけずに生きられる人もいない。だから迷惑は最小限にしたいものです。2019/05/29
扉のこちら側
46
初読。2016年60冊め。登頂できずに下山することもあるけれど、頂上だけが山じゃないんだよね。この間で特に衝撃的だったのは、遭難後半年たって見つかった息子の遺体を受け入れられずに「こんなの浩平じゃない」と言ってしまう父親。三歩の生育歴が気になる。2016/01/30
かおりんご
34
ナオタ登場。男飯の話には、ウルウルしてしまいます。2014/12/23