- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(中高生・一般)
- > 集英社 ジャンプC
出版社内容情報
時は昭和、ところは神戸──。名家の娘・黒咲常世は、彼女を“からたち姫"と呼ぶ幼馴染の志磨仁太郎と二人だけの秘密の遊びに耽っていた。継母からのイジメに遭う常世と、無関心な親の下で育った仁太郎。孤独な二人は死ぬまで一緒にいようと約束を交わすが、離れ離れに…。それから三年、常世は仁太郎と念願の再会を果たすが、仁太郎は三年前と豹変していて──!?
痛くて甘い、儚き御伽話開幕!!
桐丘 さな[キリオカ サナ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レリナ
25
これは面白い。前作は読んでいないのだが、楽しめた。これは最終ただでは終わらない恋愛ものになりそう。黒、果てしなく黒。主人公とヒロインがこれからどんな歩みを見せていくのか、楽しみ。話が大分面白いので、読み応えがあった。主人公が何故三年の間に豹変してしまったのか、真相を知りたい。昭和の雰囲気を味わいながら、話を楽しめるので、飽きない。話にメリハリがあるので、読み手に直接登場人物の気持ちが伝わる。こういう作品はどこで展開が動くのか予想するのが、難しいので面白い。どんなラストになるのか、楽しみ。次巻に期待。2019/01/10
むっきゅー
24
読友さんのレビュー見て購入。昭和3年の神戸を舞台にした華族のお嬢様とお坊っちゃんの純愛もの。お嬢様の家庭での境遇が結構悲惨で、政略結婚に出される未来が示唆されたり、苦い展開が予想される。無実の罪で3年間離ればなれになっていた主人公の性格が急変した理由もまだ明かされておらず、次巻が楽しみです。2019/01/11
しぇん
20
前シリーズは未読。可愛らしい絵柄だけど、継母に苛められまくっているヒロインの境遇が中々重いですね。仁太君と再会した事で強くなっていってるので幸せになって欲しいですけど、物語のあおりが不穏すぎますね。後ヒロインは固まりきってるんでしょうけど、サブの珠子さん可愛いですね2019/10/06
イーダ
20
大正乙女御伽噺が面白かったので作者買い。時代は昭和初期の大不況。金持ちのお嬢様ながら継母に疎ましがられる常世。前作の大正~と繋がってるんですね。知ったキャラが居てすんなり入れました。これからどうなるのかとりあえずは見守っていこうと思います。2019/01/04
幸音
10
お嬢様ながら継母と義理の弟から虐げられる日々を送る常世。そしてその幼馴染みの仁太郎。前作から次巻軸が流れ、今回は昭和の神戸が舞台。前作と何かしら関係ある人が出てくるのかなと期待していたら、珠子!そして長女。新しく母となったこの人の影響で、仁太郎は変わったのか、それとも変えさせられたのか。こんなラストで2巻に続くなんて!続きを早く読みたい。桐丘先生のコメントによると前作は白、今作は黒のイメージとのことなので、雰囲気が違う昭和オトメの世界を楽しみたい。リズがいるおかげで、空気がかなり明るくなる。2019/01/05