講談社ｂｏｘ うみねこのなく頃に Ｅｐｉｓｏｄｅ３〈上〉

竜騎士０７【著】

講談社（2010/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 306p／高さ 19cm
• 商品コード 9784062837446
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

これぞ推理合戦！
「赤字システム」再現は常識

幻想世界で展開する、魔女との絶望的な対戦！『ひぐらしのなく頃に』の竜騎士07が挑発する、圧倒的“推理小説”！！
「……昔っからこの島には、私たちの知らない誰かが住んでるんじゃないかって話はあったんだよな。」

1986年10月、大富豪“右代宮家”の親族会議は、3人の兄弟たちが当主代行の長兄・蔵臼からカネを無心しようと、不穏な空気に包まれていた。特に長女・絵羽は、自分より無能でありながら次期当主として振る舞ってきた兄に対して、憤懣やるかたない思いを秘めていた。そんな親族会議の席に、魔女“ベアトリーチェ”から1通の手紙が届く。惨劇の中で絵羽は“黄金伝説”の謎を解くカギを掴むのだが……！？

※本書は、2008年発表の同人ゲーム『うみねこのなく頃に Episode3』のシナリオをもとに著者である竜騎士07氏自らが全面改稿し、小説化したものです。

竜騎士０７［リュウキシゼロナナ］
著・文・その他

ともひ［トモヒ］
著・文・その他

内容説明

１９８６年１０月、大富豪“右代宮家”の親族会議は、三人の兄弟たちが当主代行の長兄・蔵臼からカネを無心しようと、不穏な空気に包まれていた。特に長女・絵羽は、自分より無能でありながら次期当主として振る舞ってきた兄に対して、憤懣やるかたない思いを秘めていた。そんな親族会議の席に、魔女“ベアトリーチェ”から一通の手紙が届く。惨劇の中で絵羽は“黄金伝説”の謎を解くカギを掴むのだが…。

著者等紹介

竜騎士０７［リュウキシゼロナナ］
１９７３年生まれ。同人ゲーム作家、小説家。２００２年夏、コミックマーケットで同人ゲーム『ひぐらしのなく頃に　鬼隠し編』を発表。以来、夏と冬に１作ずつ『ひぐらしのなく頃に』シリーズ新作を精力的に発表し続け、まんが、アニメ、コンシューマー・ゲームなど、様々な他メディアを席捲する一大ムーブメントを作り出す（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ダイ＠2019.11.2～一時休止]

今回は絵羽がメイン。いよいよ碑文の謎を解く展開ですね。それにしてもこの魔法バトル？は最後どう処理するの？。

2018/10/17

[寒っ！！]

魔法の演出で訳が分からなく感じ，漫画版は途中で読むのをやめたけど，とりあえず全ての謎を確認するために頑張って読む。金塊の発見で少しは話が進んでいるのかな。

2019/09/09

[Yobata]

屈服寸前でなんとか持ちこたえた戦人は第三のゲームに臨む。3度目の1986年10月、右代宮親族会議で長男・蔵臼からカネを無心しようとする絵羽。そこにベアトリーチェから手紙が届き、3度目の嵐が始まってしまう…。episode3は絵羽を中心とした大人達をメインに六軒島の話は進む。能力がありながらも男尊女卑の家庭で育ち、蔵臼から虐げられ,父の仕事を手伝いたいと思うも父からも淑女であれと怒鳴られて成長してきたトラウマを持つ,右代宮家の当主になるという妄執に取り憑かれた絵羽。当主の夢は息子・譲治に託すものの楼座の→

2014/07/13

[紅羽]

この巻からファンタジーのフィルターを被せつつも、後々重要な要素になる伏線等が見られるようになってきました。戦人が紗音に言った「白馬に跨がって迎えに来るぜ」という約束。その後の朱志香が戦人を巡って誰かが泣いたり、傷付いているかもしれないという言葉は結構重要だったんですね。ベアトの自分を認めて欲しいという願望等、全てがそこにあったのでしょうか。碑文の謎は遂に絵羽によって解かれ、後半も楽しみです。

2013/04/05

[そのぼん]

今回は絵羽が深く描かれていますね。男女の生き方の描写は時代背景の雰囲気が出ていますね。下巻に期待！

2011/07/14