内容説明
昭和五十三年、初夏。建設大臣の孫の誘拐事件を追って、雛見沢村にやって来た公安の新米警部・赤坂衛。彼はそこで、一人の不思議な少女・古手梨花に出会う。「雛見沢ダム建設反対運動」の活動拠点でもある古手神社の一人娘で、“オヤシロさま”の生まれ変わりと崇められる彼女は赤坂の目の前で豹変し、“重大な警告”を発する。
著者等紹介
竜騎士０７［リュウキシゼロナナ］
１９７３年生まれ。同人ゲーム作家、小説家。２００２年夏、コミックマーケットで同人ゲーム『ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編』を発表。以来、夏と冬に１作ずつ『ひぐらしのなく頃に』シリーズ新作を精力的に発表し続け、まんが、アニメ、コンシューマー・ゲームなど、様々な他メディアを席捲する一大ムーブメントを作り出す（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ＠2019.11.2～一時休止
59
出題最後は事件前の番外編的な話。梨花と赤坂が主人公。これが解決に繋がる最後のピースになる。2014/10/28
SOHSA
25
《購入本》出題編はすべて終了した。大石と赤坂は真相解明を約して再び動き始めるところで物語は終わる。第一話から第三話までそれぞれ展開と結末が少しずつ異なる中で、それが運命の女神の気まぐれだとするならば、歴史の真実とはどこにあることになるのだろう。結局、作者の意図に翻弄されながら読み手は時の狭間に取り残される。このまま解答編へと進むべきか。いずれにせよ、このままでは腑に落ちない。もう少し考えてみることが必要なようだ。2016/10/20
☆りはこ☆
10
今回は時間が少し前。梨花ちゃん以外全然出てこなかった。今まで梨花ちゃんというキャラクターのどことなくつかめない感じが本当に不思議でしたが、普通の女の子だったんだな。あと赤坂さん怪我した割には走ったり酒飲んだりと動けるなあ…。次からは解答編。2016/03/27
青井
10
暇潰し編というタイトルから骨休め的なサイドストーリー、番外編かと思いきや普通に本編です。謎多いです。割とシリアスで、いつものオタクノリはスーパー雀士赤坂くらい(笑) 読み終えればそのサブタイトルにも納得。梨花ちゃんは100年の魔女verのが好きです。 赤坂はイケメンだなー。完全に正統派主人公であります。圭一顔負け。 奥さんは亡くなったけれど、娘さんは生きている（奥さんの死後帝王切開で生まれた？その辺り不明）辺り、今までの出題編と比べて救いがなくもない。部活メンバーは全員死亡してますが。2013/03/09
naolog
9
一番まともな小説に見えるのは「部活」がないから、その狂気が見られないからでしょうね。さてこれから解決編か。2019/09/05
