出版社内容情報
世界中が待望した、とうとう映画化決定!日本中に広がり、人間を襲う寄生生物。だが新一に寄生する「ミギー」とは何かが違っていた。世界が熱望した名作、ついに映画化!
日常が明日も続くとは限らない。貴方の家族は本物ですか?
教師に扮した新生物、田宮良子の引き入れた「A」が高校を襲撃した。「ミギー」と名付けた右手の寄生生物と共闘し事態を収束させた新一。だが今度は彼の両親に危機が迫る。父は旅先から謎の電話を残し行方不明に、そして一緒にいたはずの母が帰宅したとき、悲劇が起こる。星雲賞受賞作。第二巻(全八巻)。
岩明 均[イワアキ ヒトシ]
著・文・その他
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
17
教師として赴任してきた田宮良子は、“寄生”されていた。良子と共に行動していた“A”と呼ばれる男が新一の高校を襲撃、新一は右手に寄生した「ミギー」と共に何とか撃退に成功する。非日常に悩む新一だったが、誰にも相談できず、そんな新一の態度に不信を覚える母親。そして、旅行先で両親に危機が訪れて・・・2015/02/01
Yobata
12
母親寄生編。旅行先で母親が寄生獣に寄生され、父親,そして新一を襲う…。この話は何回読んでも切ないし哀しいよな…。これまで隠し続けていた寄生獣にまさか自分の母親が襲われるとは…自宅に寄生された状況で戻ってきた母親を見た新一の心情は無抵抗にやられる程やはりショックなものだよな…。ミギーの介抱もあって復活。始末を決意した新一は別人な程成長したけど、最後の一手にはやはり躊躇しちゃうよね…宇田さんはなかなかいい仕事したよ。宇田さんの言う通りやっぱ新一が手にかけちゃ駄目だったろうね。それこそ踏み外しちゃってたんじゃ?2014/10/30
けいこん
7
お母さんと息子、切ない。シンイチはいい子だねぇ。2015/06/22
みさこ
4
切ないですね。中身は母親ではないとわかっていても、思えませんよね。続きが楽しみです。2014/11/10
F4ふぁんとむ
3
いよいよ重要な設定がなされて、話がどんどん進む感じになってきた。母親の死はつらすぎる・・・来月が楽しみ。2014/10/19