出版社内容情報
世界中が待望した、とうとう映画化決定!右手に寄生生物を宿した高校生の泉新一。この生き物は人間にとっての脅威なのか、それとも。世界が熱望した名作、ついに映画化。
生命の倫理は人間の論理。それが突然、崩壊したら。
大都市で多発する「ひき肉殺人事件」。残虐な手口に人々が戦く中、高校生の泉新一だけが“犯人”を知っていた。それは人間の脳に寄生し、変幻自在に顔を変えて社会に浸食している新生物。真実を明らかにすべきか悩む新一。だが彼もまた、右手に寄生生物を宿していた。伝説の大ヒット漫画、第一巻(全八巻)。
岩明 均[イワアキ ヒトシ]
著・文・その他
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
15
高校生の泉新一は、奇妙な“生物”が自分の腕の中に入ってきて、頭へと登ってくるのを何とか防ぐ。その後、自分の右手が意に反した動きや奇妙な変化をする事に気づいた新一の前に、奇怪な“生物”が現れ・・・2015/02/01
Yobata
14
突如宇宙から飛来した寄生生物に右腕だけ寄生された新一とその寄生生物ミギーとの物語。ミギー到来と田宮良子,Aとの戦い回。人間という種族を喰い荒らす謎の寄生生物と過ごすことになった新一。確かにビビるわなぁ…そんなひき肉殺人事件にいきなり対峙,関係を持つことになってしまった戸惑いと自身の右腕にもその生物が存在する葛藤など、コミカルな所はコミカルにしてるが生物,人間として問いかける所はしっかり描かれてあるから名作だよね。「A」との戦いは壮絶を極めてたけど、決め手は人間部分の新一とは…格好いい決め手だったなw2014/10/30
猫背のうめ
11
初読が10年以上前の中学生の時。なつかしく、おもしろい。2014/12/03
SAT(M)
5
小説を買いに書店に行ったのですが、小説の文庫本と同じ棚に並んでいたのを手に取り、立ち読みし、そのまま購入、一気読みしました。主人公の周囲では非日常的なことが起こっていながら、世間全体としてはいつもと変わらない日常が流れているというコントラストがリアルです。2015/10/12
F4ふぁんとむ
5
名作だと聞いてはいたものの、なんとなく読み逃しており、文庫化を機に購入。人体の変形がなんとも不気味。おもしろい。2014/10/19