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内容説明
北海道特別措置法―それは日本政府の国策によって集中的に資本を投下され、さらに難民労働者の奴隷労働によって豊かになった北海道の、半独立国としての特権を保証するものだった。この地に拠点を移した軍産複合体は、日本政府と袂を分かち、北海道共和国の樹立をもくろむ。一方、独立派の暴走を憂え、本土回帰を志す者は、特別措置法の廃案をめざす日本政府との交渉に奔走する。戦争か平和か?それを決めたのは、独立派による本土へのミサイル攻撃だった。芝村舞と速水厚志は、道東を逃亡中、難民労働者の窮状をつぶさに知り、正義を貫くため、北海道上陸作戦への参加を決意する。白熱のシリーズ第2弾。特別短編「片岡歳三の受難と幸福」も収録。
著者等紹介
榊涼介[サカキリョウスケ]
モバイラー作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めめたぁ
2
幻獣相手に戦い抜いてきた自衛軍と北海道軍じゃあ練度に差がありすぎるなあ、と感じていた前巻。今回、やはり圧倒しつつも、所々に黒い影が見え始めた。これからの展開がちょっと楽しみになってきましたよ。片岡さん…、あんたそんなキャラだったのか…。いい感じに壊れ始めてきた。2011/03/22
YO-HEY@紅蓮ロデオ
1
函館と根室は取れたけど。樺山のハウス絡みはまだまだ全貌わからず。2017/05/06
北白川にゃんこ
1
メタルギアガンパレード2015/12/15
mizu
1
★★★戦闘、政治劇、心情のやりとりのバランスが良いねぇ。 で、人同士の争いってなんて感じながら読んでいたら、新たな敵の存在が… 果たして疲弊しきった人類に勝機は有るのか?気になるところです。 で、思ったんだけれども動物神便利すぎ!反則だよ。 ちょっと興が削がれちゃうね。2011/04/03
kama_meshi
1
壬生屋家、良い味出しているなぁ。ついに開戦した本編の緊迫感と巻末の掌編のギャップがすごい。大人と女子中学生の同居生活がすごく愉快でおもしろい。短編集あたりでもっとやってやって。2011/03/26