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内容説明
キス島沖の敵艦隊を排除するため、陽炎たち第十四駆逐隊は北方の幌筵泊地に集結することに。極寒の海域で出撃を待つ彼女たちだったが、攻略艦隊の中心は戦艦や重巡洋艦で、なかなか機会が回ってこない。そんな中、軽巡洋艦の阿武隈や木曾、潜水艦のまるゆと交歓を深めていく第十四駆逐隊の面々は、まるゆにリンガで出会ったあきつ丸の面影を見る。しかし、そのまるゆが任務中に行方不明になってしまい―。燃える駆逐艦魂を描くシリーズ第5巻登場!
著者等紹介
築地俊彦[ツキジトシヒコ]
元TRPG、メイルゲーム製作会社勤務。現専業作家。実は第一回のJGCスタッフ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
異世界西郷さん
27
今回はさんにー“キス島”を舞台に、絶体絶命のピンチに陥った第十四駆逐隊を描く陽炎版艦隊これくしょんの第5巻。相変わらずの熱い展開に思わず涙腺が弛んでしまいました。彼女たちの会話を読んでいると一言一言がとても短くぶつ切りに感じるのですが、そうであるが故に彼女たちは何でも言い合えるし何も言わなくても分かり合える深い絆で結ばれている様が巧く表現されていたように思います。危機的状況にあっても任務達成のために自ら進んで体を張る彼女たちの駆逐艦魂には感動しました。2015/06/02
カマー
18
陽炎たち駆逐艦部隊が活躍する第5巻 舞台がキス島ということもありまさに駆逐艦の為にある作品となっている 我が身を挺して仲間のために命を燃やす駆逐艦魂が込められており熱い展開となっている 一つ残念なのは木曽さんが重要人物で存在感を放っているのはいいが活躍はしてないよね あと個人的に潜水艦の重い設定が好き 前巻の過去編とのつながりも良かった 2015/03/30
ぶるっちゃ
14
駆逐艦が熱い、眩しい、泣ける、そして軽巡がカッコいい。ストーリーそのものは奇をてらってる訳じゃないのに、相変わらず駆逐艦の生き様にのめり込んでしまった。同じ駆逐艦が主人公なのにアニメは何で…ゲフンゲフン。2015/04/07
るか
13
今回は難関のキス島でしたがいつも通りに熱い駆逐艦魂を見させてもらいました。とても面白かったです。ゲームでは駆逐艦のみでしか攻略できませんがそこをアレンジして他の艦種も参戦していてまさに総力戦という展開でよかったです。第十四駆逐隊のみではなく元々の繋がりのあった艦娘達を出してくるあたりがにくい演出でその危機を救う姿は感動的でした。木曾とまるゆはテンプレ的ではありましたが阿武隈は個人的に好きな艦娘なので奢ることなく任務を果たす姿に痺れました。残り2巻で完結は寂しいですが第十四駆逐隊の活躍を堪能したいです。2015/04/02
わたー
12
こちらには限定版特典の感想を。NOCOさんのマンガは、そろそろスピンオフとして連載すればいいと思うレベル。小路あゆむさんのぷにっとした艦娘たちも可愛くてグッド。また、名誉駆逐艦の表彰シーンのイラストはずるいな。思わずうるっときてしまった。2015/04/01