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内容説明
はるか宇宙の深淵、人類は種の存亡を懸け、宇宙生物ヒディアーズと闘争を繰り広げていた。異形の天敵を前に敗戦を重ねる人類銀河同盟は、乾坤一擲の反撃を試みる。その作戦中、少年兵士レドは人型機動兵器チェインバーとともに不測のワープ事故に巻き込まれてしまう。辿り付いたのは翠の海に覆われた辺境の惑星、地球。滅びたはずの世界に暮らす人々との出会いは、戦いしか知らない少年に何をもたらすのか―。大人気アニメ待望の公式ノベライズ登場!
著者等紹介
谷村大四郎[タニムラダイシロウ]
シナリオライター。Production I.G所属を経て、フリー
虚淵玄[ウロブチゲン]
ニトロプラス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
河瀬瑞穂@トマト教司祭枢機卿@MMM団団長
17
アニメは見ていません。分かたれて発展した人類の邂逅。SFの設定としてはかなり好みの部類。物語としては序盤のようなので、続きを読みたいと思います。2014/01/08
nishiyan
13
2013年4月に放映されていたアニメ『翠星のガルガンティア』のノベライズ。アニメ第1から3話の内容。宇宙生物ヒディアーズとの戦いの果てに不測のワープに巻き込まれ、滅んでしまったはずの地球へと転移してしまったレドが現地の少女エイミーらと出会ったことで成長していく物語。価値観や習慣、言葉の違い、そこから騒動へと発展してしまう展開は面白い。レドの行動原理が如何に同盟のもの縛られていたのかよくわかった。またエイミーの心境の変化が面白く、アニメを思い出しながら読んでいた。次巻を読むのが楽しみです。2020/03/08
にぃと
9
再読。ガルガンティアはコミカライズもノベライズも読んだくらいに好きな作品。 ざっくり言えば兵士のレドがワープした地球での異世界交流就活アニメ、といった感じ。ファーストコンタクトからのカタコト会話が文字起こしされてるのが読んでて面白い。この巻はアニメ3話まで、レドの物語的としてはようやくスタートライン。続きの巻も気長に読んでいきたい。2021/08/04
るか
6
アニメに忠実にノベライズしてあり、そのうえで感情などが加えられていていいと思います。少年と巨人を読んでからこれを読むと一層面白いと思います。設定画なども載っていてその辺も面白いですね。ガルガンティア船団の構成とか船の形とか今まで気にしたことが無かったので面白かったです。非常に読みやすく200ページ以上あるのに一瞬で読み終わったような気がします。2013/08/18
彼方
5
再放送もあって積読崩し。銀河連盟に所属し、人類の敵・ヒディアーズと戦い続ける兵士レド。ある作戦の最中、不測のワープ事故でレドが辿り着いたのは滅びたはずの地球だった…という異文化交流、海洋SFファンタジー。1巻はアニメの1~3話+αとなっており邂逅が描かれ、アニメのノベライズと言えど単体で完結していて一つの作品として楽しめますね…。文化圏の違うワクワク感や船団が集う洋上都市というロマン、そこに放り出されたレドと戸惑いつつも友好的に接するエイミー、二人の心情描写も丁寧で期待の持てる始まり。次巻も読んでいこう。2020/01/15