富士見ファンタジア文庫<br> 艦隊これくしょん‐艦これ‐鶴翼の絆〈6〉

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富士見ファンタジア文庫
艦隊これくしょん‐艦これ‐鶴翼の絆〈6〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 286p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040706429
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

いざ大海の彼方へ――鎮守府の命運を賭した決戦が始まる!

海の彼方の仲間を救うため、第十一号作戦が発令された。しかしそれは更なる死闘の幕開けに過ぎなかった。かつてない激戦の中、瑞鶴と翔鶴の関係にも変化が訪れる。激動する状況の中で、二人が見た未来とは……!?

【著者紹介】
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内容説明

深海棲艦により危機に瀕した友軍を救出するために、カレー洋の打通作戦が立案された。かつてない大規模となるその作戦は、鎮守府の総力を挙げた戦いへと発展していく。赤城や加賀、榛名、大和、そして葛城―今まで数々の苦難を共に乗り越えてきた仲間たちが奮戦する中、瑞鶴と翔鶴の姉妹の絆にも変化が訪れようとしていた。「ごめんなさい、瑞鶴。でも、こうでもしないと、私は今以上に強くなれない気がしているの…」様々な想いが交錯する中、鎮守府と艦娘たち、そして人類の未来を賭した決戦が今、始まる!

著者等紹介

内田弘樹[ウチダヒロキ]
2004年に仮想戦記でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

流言

33
名残惜しくも完結。防空棲姫との戦い、葛城と共に西方諸国への救援へ。僕たちの戦いはこれからだ、そう言わんばかりの最終巻。装甲空母としての活躍、防空棲姫への飽和攻撃と五航戦の総決算といえる内容にして、艦娘として転生した二人は今度は別の道へ歩み出すという巣立ちの物語。もう少し長く続いていればグラーフ・ツェッペリン、アイオワ、ウォースパイト、サラトガ、そして信濃……とさらに多くの艦が登場していたかもしれない。そう思うと名残惜しいが、惜しまれつつ終わることも名作の条件なのかもしれない。今までありがとうございました。2016/11/20

異世界西郷さん

14
西方諸国救援のため第十一号作戦が発動され連合艦隊は快進撃を続ける。しかし、深海棲艦がFS海域に出現し二正面に敵を抱える事態に。この危機的な状況の中で瑞鶴、そして翔鶴が出した結論は……! な最終巻。本当は発売日当日に買ったんですけどもね。瑞鶴を改二甲にするまでは読むまいと心に誓って……本当にここまで長かった! 最終巻も程よい緊張感があって面白かったです。お互い別々の場所で戦いながらも、姉妹の絆は固く結ばれていることが上手く表現されているのが良かったです。この後の彼女たちが非常に気になってしまいますね。2016/06/26

キリル

6
翔鶴と瑞鶴、一緒に戦い、そしてともに成長してきた二人が自身の将来をそれぞれ考え、いろいろな葛藤の末新たなステージに進みました。戦う場所は違えどもお互いを信じあう二人の絆が細かに描写されていました。テーマをきちんと含めた完結になってよかったです。今巻では新たな新人を迎えた潜水艦チームにも結構スポットが当たっていてよかったです。後日談が非常に気になる終わり方にいろいろ想像がはかどりますね~2016/05/05

カマー

5
「鶴翼の絆」シリーズ最終巻 ゲームの内容を踏まえつつ艦娘の成長や絆をうまく描きまとまっていると思う 反面あまり戦闘等に絶望感が無くあまり盛り上がらない最終決戦だった(西洋的には絶望的だが)  個人的には潜水艦達がもう一方の主人公的なポジションで活躍してたのがよかった 2016/04/19

浅木原

4
最終巻。最後はFS作戦イベントを軸に、瑞鶴と翔鶴の絆の話でタイトルを回収して〆。典型的なこれからだENDなので最終巻らしい盛り上がりには欠けるけど、改二実装でマリアナイベント未開催の状況ではこれが順当な落としどころかな。ゲームが史実から離れてきてる以上、史実ネタ控えめになるのもやむなしか。カタパルトやギミックなど、ゲームシステムを作中世界に落とし込む部分の説得力に今回改めて感心した。3巻4巻のMI編がクライマックス過ぎたのも含めて、艦これノベライズではやっぱりこのシリーズがベストだったと思う。面白かった。2016/06/24

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