出版社内容情報
「名言」との出会いは、人生を変える!
時代を担う人物の名言には、物事の本質や彼らの信念が詰まっています。これまでの時代を生き抜いたリーダーたちの言葉は、私たちが見通しの悪い世の中を生き抜き、仕事で成功をおさめたり、豊かな人生を送ったりするための、助けになってくれます。
経済学者として、まだダボス会議では世界のリーダーの一人として活躍する竹中平蔵氏に、これからを担うリーダーが持っておくべき「名言」を紹介してもらいました。
「人を動かす」「洞察力を得る」「イノベーションを起こす」など、今後のリーダーが知っておきたい項目にまとめ、内容を読みやすくしています。
序章 歴史の名言から未来を読もう
1章 仕事に効く名言
『好かれようとしているだけなら、いつでも何でも妥協する用意があり、何も達成しないだろう』
マーガレット・サッチャー
『機会を待て。だが、決して時を待つな』
ウィルヘルム・ミューラー
『過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる』
ラルフ・ワルド・エマーソン
2章 リーダーのあり方を見つめる名言
『行動すれども弁明せず』イングランド銀行格言
『一頭の羊に率いられた百頭の狼の群れは、一頭の狼に率いられた羊の群れに敗れる』
ナポレオン・ボナパルト
『今や官僚は過去官僚(過去完了)、前例がないと同じことばかり言う旧官庁(九官鳥)である』
加藤寛 など
3章 イノベーションを起こすための名言
『ものが変わるのではなく、我々が変わるのだ』ソロー
『すべての資源は枯渇する。枯渇しない唯一の資源は、人間の才能である』ピーター・ドラッカー
『天才とは、凡人が敷いたレールの上に自分の考えを乗せないことだ』スタンダール など
4章 人・組織を動かす名言
『もし相手を自分の意見に賛成させたければ、まず諸君が彼の味方だとわからせることだ』リンカーン
『失敗すればやり直せばいい。やり直してダメなら、もう一度工夫し、もう一度やり直せばいい』松下幸之助
『無能な管理職は無能な部下を重用する』リー・アイアコッカ
5章 名言で洞察力を持つ
『未来のことはわからない。しかし、我々には過去が希望を与えてくれるはずである』ウインストン・チャーチル
『過去を思い起こしえないものは、過去を繰り返すように運命づけられている』ジョージ・サンタヤナ
『愚者は己が賢いと考えるが、賢者は己が愚かなことを知る』ウィリアム・シェークスピア
6章 「学び」の名言
『偶然は、準備のできていない人を助けない』パスツール
『われわれは、われわれの歴史の中にわれわれの未来の秘密が
横たわっているということを本能的に知る』岡倉天心
『人間は他人の経験を利用するという特殊能力を持った動物である』ロビン・ジョージ・コリングウッド
7章 名言で国際感覚を身につける
『ナショナリズムは小児病である』アインシュタイン
『敵から身を守るのは、準備怠りない防衛力と友好関係である』ニッコロ・マキャベリ
『外患なくば、国は滅ぶ』孟子
8章 世の中の本質と日本の問題を見抜く名言
『金は鋳造された自由である』フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
『この世で避けて通れないものがある、それは死と税金』ベンジャミン・フランクリン
『政治とはあまりにも重要なことなので、政治家に任せておくことはできない』シャルル・ド・ゴール
【著者紹介】
慶應義塾大学教授、グローバルセキュリティ研究所所長。1951年和歌山県生まれ。73年、一橋大学経済学部卒業。同年、日本開発銀行入行。その後、大蔵省財政金融研究所、大阪大学経済学部助教授、ハーバード大学客員准教授、慶應義塾大学総合政策学部教授などを歴任。98年に「経済戦略会議」メンバーとなる。2001年に経済財政政策担当大臣に就任し、金融担当大臣、経済財政政策・郵政民営化担当大臣、総務大臣などを務め、小泉純一郎内閣の「構造改革」を主導した。06年より現職。博士(経済学)。ほかに、アカデミーヒルズ理事長、一般社団法人日本経済研究センター研究顧問、株式会社パソナグループ取締役会長、オリックス株式会社社外取締役、世界経済フォーラム(ダボス会議)理事などを兼務。著書多数。
内容説明
歴史とは「終わってしまった過去」のことではありません。とりわけ過去の人物の「名言」には、私たちに未来を見通す洞察力を与え、人を巻き込んでいく力をつけ、そして自らの行動を戒め、導いてくれる力があります。未来が見通せないのは今も昔も同じこと。今よりさらに見通しの悪い時代を率いてきたリーダー達の名言は、時を超えて、私たちに「今、どう生きるべきか」を伝えてくれます。
目次
序章 歴史の名言から未来を読もう
1章 仕事に効く名言
2章 リーダーのあり方を見つめる名言
3章 イノベーションを起こすための名言
4章 人・組織を動かす名言
5章 名言で洞察力を磨く
6章 「学び」の名言
7章 名言で国際感覚を身につける
8章 世の中の本質と日本の問題を見抜く名言
著者等紹介
竹中平蔵[タケナカヘイゾウ]
慶應義塾大学教授、グローバルセキュリティ研究所所長。1951年和歌山県生まれ。73年、一橋大学経済学部卒業。同年、日本開発銀行入行。その後、大蔵省財政金融研究所主任研究官、大阪大学経済学部助教授、ハーバード大学客員准教授、慶應義塾大学総合政策学部教授などを歴任。98年に「経済戦略会議」メンバーとなる。2001年に経済財政政策担当大臣に就任し、金融担当大臣、経済財政政策・郵政民営化担当大臣、総務大臣などを務め、小泉純一郎内閣の「構造改革」を主導した。06年より現職。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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鷹藤 森
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