内容説明
伸びやかに湾曲する地平、効果的な省略や誇張、透視など、手描きパース最大の魅力はCADでは表現しえない“適度な補正”を含んだ空間描写にある。正確さに基づきながらも自由な情報編集の応用術として“図法の拡張”をすすめる画期的な指南書。建築コンペやプレゼンテーション、地域ビジョンに「見えるわかりやすさ」を!
目次
第1章 図の基本(ねらう―目的/何を伝える図かを考える;しる―種類/どんな表現や図法があるかを知る ほか)
第2章 図を描く(みおろす―外観/俯瞰で見せる構図・描画・仕上の基本;のぞく―内観/目線からの構図・描画・仕上の基本)
第3章 図の極意(かまえる―構図/見せ場が最もよく伝わるアングル探し;むくらせる―構図/「ここに居る」と感じさせる伸びやかな湾曲 ほか)
第4章 図の展開(のぞむ―臨場感/画面より「手前」を描いてつくる没入感;つつむ―臨場感/身の回りを包む環境の可視化 ほか)