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出版社内容情報
多くの演習を解くことにより,ともすれば難しいといわれがちな現代制御の理解を深めることができるように工夫されたテキスト・参考書.
■目次 システムを状態方程式で記述する/システムの応答と安定性/可制御性/可観測性/極配置法/最適レギュレータ/折返し法/サーボ系/状態観測器
内容説明
本書は、現代制御理論に関する必要最小限の内容を理解するための例題演習本である。まず、電気回路、機械振動系などのシステムを状態方程式で表現する演習を行い、具体例を通して状態とは何かの答えを探る。現代制御では行列計算を多用する。行列式の展開、逆行列計算、対称行列の性質、重複固有値をもつ場合の固有ベクトル計算などは、数多くの数値例を通して理解を深めることができる。また、行列のランク計算、行列の正定・半正定・負定の判定は、比較的大きなテーマであるのでそれぞれ一つの節を設けている。例題演習本であるので、基本的には定理の証明は行わず、数値例を通して、定理をどの時点でどのように活用するかの解説を心掛けている。また、ステップに分けて「まとめ」で解説した後、ステップに分けて「数値演習」を行っている。
目次
第1章 システムを状態方程式で記述する
第2章 システムの応答と安定性
第3章 可制御性
第4章 可観測性
第5章 極配置法
第6章 最適レギュレータ
第7章 折返し法
第8章 サーボ系
第9章 状態観測器
著者等紹介
森泰親[モリヤスチカ]
1976年早稲田大学理工学部電気工学科卒業。1981年同大学院理工学研究科電気工学専攻博士課程修了(工学博士)。1999年防衛大学校機械システム工学科教授、現在に至る
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