出版社内容情報
大学機械系・建設系の２～３年生を主対象とし振動工学の基礎事項を平易に述べたもの．とくに，コンピュータによる振動解析法の概念を与えること，制御工学との関連を解説することなどに力を入れている．本書第２版は，最近の計測処理技術の進歩にあわせて，初版刊行（1976年）の旧著を一部改訂したものである．
目次
第１章 振動学の基礎
第２章 力学の基礎事項と運動方程式
第３章 １自由度系の振動
第４章 多自度系の振動
第５章 連続体の振動
第６章 不規則振動
第７章 自励振動と安定判別
第８章 非線形系とパラメータ励振系の振動
第９章 回転体の振動
第１０章 振動計測とデータ処理
著者等紹介
中川憲治［ナカガワケンジ］
１９４１年大阪帝国大学工学部航空工学科卒業。１９４１年三菱重工業株式会社勤務。１９５１年大阪大学工学部精密工学科勤務。１９６０年工学博士。１９６０年大阪府立大学工学部航空工学科助教授。１９６１年同教授。１９７０年大阪大学工学部精密工学科教授。１９８２年岡山理科大学理学部機械理学科教授。大阪大学名誉教授。１９９７年逝去
室津義定［ムロツヨシサダ］
１９６８年大阪府立大学大学院工学研究科博士課程機械工学専攻修了。１９６８年大阪府立大学工学部航空工学科勤務。１９６９年大阪府立大学工学博士。１９７０年大阪府立大学工学部船舶工学科助教授。１９８２年大阪府立大学工学部航空工学科教授。大阪府立大学名誉教授
岩壺卓三［イワツボタクゾウ］
１９６６年大阪府立大学大学院工学研究科修士課程航空工学専攻修了。１９６６年神戸大学工学部機械工学科勤務。１９６９年同助教授。１９８６年同教授。１９７１年大阪大学工学博士
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