相互作用科学シリーズ
生命複雑系からの計算パラダイム―アントコロニー最適化法・DNAコンピューティング・免疫システム

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  • サイズ A5判/ページ数 201p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784627850217
  • NDC分類 460
  • Cコード C3304

出版社内容情報

分子レベルから個体・群としての生態系までを生命複雑系として捉え,これらの分野でえられた知見を複雑系工学のもとに再構成し,工学的応用を目指して記述.初学者にも理解できるように,各章ともに,基礎的な知識の説明を用意した.

アントコロニー最適化法/DNAコンピューティング/免疫システム

内容説明

生物の自律適応型のメカニズムを利用し、より柔軟な人工システムをいかに構築するのか?アリの群行動を利用した計算手法のアントコロニー最適化、優れた計算能力をもつコンピュータの構築を目指すDNAコンピューティング、免疫システムの機能を模倣した免疫アルゴリズムを解説。

目次

第1章 アントコロニー最適化法(超個体としてのアリ;アリの群行動と問題解決;アントシステム ほか)
第2章 DNAコンピューティング(遺伝子工学の基礎;DNAコンピューティングの原理;Adieman以後の研究 ほか)
第3章 免疫システム(免疫システムの概略;免疫の概略と工学応用;免疫システムの工学的応用 ほか)

著者等紹介

大内東[オオウチアズマ]
1968年北海道大学工学部応用物理学科卒業。1974年北海道大学大学院工学研究科博士後期課程修了(電気工学専攻)。1974年工学博士。1974年北海道大学工学部助手。1981年北海道大学工学部助教授。1989年北海道大学大学院工学研究科教授

山本雅人[ヤマモトマサヒト]
1991年北海道大学工学部情報工学科卒業。1996年北海道大学大学院工学研究科博士後期課程修了(情報工学専攻)。1996年博士(工学)。1996年日本学術振興会特別研究員(PD)。1997年北海道大学大学院工学研究科助手。2000年北海道大学大学院工学研究科助教授、現在に至る

川村秀憲[カワムラヒデノリ]
1996年北海道大学工学部情報工学科卒業。1999年日本学術振興会特別研究員(DC)。2000年北海道大学大学院工学研究科博士後期課程期間短縮修了(システム情報工学専攻)。2000年博士(工学)。2000年北海道大学大学院工学研究科助手

柴肇一[シバトシカズ]
1985年国際基督教大学教養学部卒業。1991年大阪大学大学院医学研究科博士課程修了。1991年医学博士。1991年杏林製薬(株)研究員。1992年北海道大学理学部化学第2学科助手。1993年スタンフォード大学医学部生化学科博士研究員。1995年北海道大学大学院工学研究科分子化学専攻助教授。2002年富士レビオ(株)先端研究部Reseach Director

高柳俊明[タカヤナギトシアキ]
1992年北海道大学医学部医学科卒業。1998年北海道大学大学院医学研究科博士課程修了(病理学専攻)。1998年博士(医学)(北海道大学)。2002年北海道大学大学院工学研究科博士後期課程修了(システム情報工学専攻)。2002年博士(工学)

当間愛晃[トウマナルアキ]
1998年、琉球大学工学部卒業。2000年、琉球大学大学院工学研究科博士前期課程修了。現在、日本学術振興会特別研究員として、琉球大学大学院理工学研究科総合知能工学専攻に在学ならびにPCクラスタ技術獲得のため米国立フェルミ研究所にて研修中

遠藤聡志[エンドウサトシ]
1990年、北海道大学大学院工学研究科修士課程終了。北海道大学工学部情報工学科助手。1995年、博士。琉球大学工学部情報工学科講師。1996年、琉球大学工学部情報工学科助教授
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感想・レビュー

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ultraist

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蟻コロニー最適化の話が面白かった2009/07/01

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