内容説明
VBAなしで簡単楽々シミュレーション。セルオートマトンがわかる。微分方程式、熱伝導方程式がわかる。
目次
第1部 方程式でシミュレーション(関数とグラフ;ウサギとキツネの生態系;感染症の流行;小さな穴から漏れる水;アーチ橋のデザイン;ぐるぐる回る竹細工)
第2部 ルールを決めてシミュレーション(マクロ機能;熱の伝わり方;貝殻の模様;ライフゲーム;森林火災;つながりの世界)
著者等紹介
三井和男[ミツイカズオ]
1977年日本大学生産工学部数理工学科卒。1979年日本大学大学院博士前期課程修了。1995年博士(工学)。2009年日本大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うめ
18
使いこなすとエクセルでマトラボ並のシミュレーションが出来るそう。職場の方に、これからはMACの時代だから、資料もMACのプログラム(キーノートとか)で渡すからMACを買うように、と言われて、今MACを持っている訳なのだが、やっぱり私はWINのOFFICEが好き。おしゃんてぃなのはMACかもしれないが、WINが好き。もー、私の十万円返して欲しい。MACとWINでは出来る事が変わってくるんですよね。WIN欲しい、欲しいよWIN版OFFICE。2018/02/01
MY Library
2
エクセルシート、VBA、マクロを使ったコンピュータシミュレーションの基礎が学べる。数値計算だけでなく、シートのセルを使って可視化したセルオートマトンの事例などは大変有益。2016/08/26
PapaShinya
1
これも、VBAド素人にも基礎からわかりやすく解説してくれる良い本です。著者は大変説明上手。各章ではいろんな分野の入門的なテーマを扱い、本書での演習を独学で発展させていくための入口として大変優れている。自分としては、ガリガリトンボという手製おもちゃのシミュレーションが面白かった。これは、戸田さんの”おもちゃの科学”にもでている有名なおもちゃで、工学的には往復運動を回転運動に変換する機構みたいな話だが、モデルとしてはマシュー方程式という非線形方程式になる。解の振舞いをすぐに見れるのが、エクセルのいいところ。2022/09/02