待ち行列と確率分布―情報システム解析への応用

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  • サイズ A5判/ページ数 179p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784627828216
  • NDC分類 417
  • Cコード C3004

出版社内容情報

効率的な情報システムの構築を目指して、その動作解析や評価、システム設計を行うために必要な待ち行列システムの解析手法をわかりやすく解説した大学向けテキスト。

基礎編:待ちとは/確率分布と確率過程/待ちの評価量 解析編:M/M/S待ち行列システムの解析/M/G/1待ち行列システムの解析応用編:故障と修理のモデルの解析/OSの動作モデルの解析/データフロー型コンピュータの処理モデルの解析/1通信ポートのみによる通信方式のトラヒック解析/コンピュータネットワークの解析

内容説明

本書は、特に大学学部高学年用の教科書として著したものであり、効率的な情報システムの構築を目指して、その動作解析や評価、システム設計を行うために必要な待ち行列システムの解析手法を詳細に示したものである。解析手法が段階的に理解できるように、基礎編、解析編、応用編の3部門で構成した。基礎編では、待ちの考え方、確率分布と確率過程、待ち行列システムの基本的な解析手法とその評価量について述べる。解析編では、現在において解析されている基本的な待ち行列システムの解析手法を詳細に述べる。応用編では、情報システムの例をとりあげて、そのモデル化と解析手法およびシステム設計手法について述べる。

目次

第1部 基礎編(待ちとは;確率分布と確率過程;待ちの評価量)
第2部 解析編(M/M/S待ち行列システムの解析;M/G/1待ち行列システムの解析)
第3部 応用編(故障と修理のモデルの解析;OSの動作モデルの解析;データフロー型コンピュータの処理モデルの解析 ほか)

著者等紹介

吉岡良雄[ヨシオカヨシオ]
1978年東北大学大学院工学研究科博士課程(情報工学専攻)修了。1978~1989年岩手大学工学部情報工学科助手、講師、助教授。1989~1997年弘前大学理学部情報科学科教授。1997年弘前大学理工学部電子情報システム工学科教授、現在に至る。工学博士。研究分野はコンピュータアーキテクチャ、コンピュータネットワーク
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