物質と意識 - 脳科学・人工知能と心の哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784627817531
  • NDC分類 114.2
  • Cコード C3010

出版社内容情報

心と物質をめぐる諸問題を整理した、心の哲学の入門書。脳科学は心の理解に革命を起こすのか?
人工知能で心はつくれるのか?
もしそうだとしたら、どのような意味で?
――哲学的立脚点を得るための、「心の哲学」入門。

◆心と物質はどう関係するのか?◆
心と脳は独立して存在するのか。あるいは両者は一つなのか。一つだとすれば、どのような意味においてそうなのか……。
心と物質をめぐる存在論的問題(=心身問題)に加え、
・意味論的問題(=心について語る言葉は何を意味するのか?)
・認識論的問題(=心について何を知りうるのか?)
・方法論的問題(=心はどう解明しうるのか?)
を整理した、心の哲学の入門書。
心身二元論と唯物論(物的一元論)、およびその下位区分の哲学的立場を詳しく取り上げ、急所を突く思考実験を通してそれぞれを批判的に吟味する。
後半では神経科学、認知科学、人工知能開発の進展にページを割き、それら科学・工学的アプローチがどの哲学的立場を支持するかを検討。近未来の「心の科学」が常識的な心の見方を根本的にくつがえすという「消去的唯物論」の驚くべき展望についても詳述する。

――理工系・人文系を問わず定評を得てきた原書第3版の翻訳。日本の第一人者による「訳者解説」付き。

第1章 本書の主題
第2章 存在論的問題(心身問題)
第3章 意味論的問題
第4章 認識論的問題
第5章 方法論的問題
第6章 人工知能
第7章 神経科学
第8章 遙かなる展望


ポール・チャーチランド[ポール チャーチランド]
カリフォルニア大学 名誉教授 Ph.D

信原 幸弘[ノブハラユキヒロ]
東京大学 教授 博士(学術)

西堤 優[ニシツツミユウ]
東京大学 博士(学術)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リュック

5
論点先取がやや多い 類推を指針として出発するのはいいけどそれを帰結として用いるのは雑 入門書のつもりなら尚更丁寧に議論したほうがいい 個人的に唯物論的解釈が好みじゃないってのもあるけれど ただ展望を立てるうえでは一つの重要な柱になりうる2019/03/03

Yoshi

2
バートランド・ラッセルの本を読んだ後だと、大分、議論の質が低く見えた。 心の哲学に関する、ある程度、簡潔なレビューではあるが、唯物論を支持する議論に関しては、不十分だと感じる。 特に、唯物論で機能を説明できたとしても、脳がその機能をどうやって構成するのか、は説明ができていないが、その点はまったく考慮されていない。また、二元論に関しては、やはり定式化がされていない、というのが最大の弱点という主張だった。2023/09/13

Sugh

1
5章まではがっつり哲学思想について。正直理解できず。本当に哲学は苦手だと実感(ソフィーの世界くらい平易に書いてくれないと無理)。6,7章は哲学,心理学,そしてそれらを受け継いだ(?)神経科学を元にした現代科学への応用と脳の仕組みについて。ここは非常に面白かったけど目新しい話題は無し。2017/04/04

フィ

0
目次にあるワードは、どれも気になった。第2章 存在論的問題(二元論、哲学的行動主義、還元的唯物論、機能主義、消極的唯物論、第3章 意味論的問題(理論的ネットワーク理論と素朴心理学)、第4章 認識論的問題(他我問題、自己意識の問題)、第5章(観念論と現象学、方法論的行動主義、認知的/計算的アプローチ、方法論的唯物論)、第6章 人工知能、第7章 神経科学。ただ、文体が歴史経緯と見解が連綿と記述されるスタイルだったので、自分には分かりにくく、今後、自ら整理し直して理解を深める必要があった。2017/05/06

生きることが苦手なフレンズ

0
入門書であるからだいぶ傾てはいるけど、基本的な問題と考え方について知るにはよかった。また、著者の唯物論にも賛同できる。 ので、何点か、そうじゃねえだろジジイと思ったことを。 第一、「心の哲学」であるのに、心、というかその語を含む理論である「素朴心理学」が脳の神経作用の理論にとってかわられるであろうとする主張は語義矛盾ではないかという点、心=意識じゃねえだろうと。2016/10/22

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