内容説明
本書は電磁界の解析法を学び、電磁波の発生、伝搬といった基本的現象は勿論、物体との相互作用により生ずる散乱現象を、厳密解の誘導を通して理解できるように構成されている。
目次
第1章 電磁界の基本式
第2章 散乱断面積の定義式と境界条件
第3章 無限長導体円柱の散乱断面積
第4章 無限長誘電体円柱の散乱断面積
第5章 導体球の散乱断面積
第6章 誘電体球の散乱断面積
第7章 任意偏波入射波に対する散乱断面積
第8章 有限長導体円柱の円偏波散乱断面積と円柱径推定への応用
問題解答
付録
著者等紹介
中司浩生[ナカツカコウキ]
1958年千葉大学工学部電気工学科卒業。1960年大阪大学大学院工学研究科修士課程修了(通信工学専攻)。1960~90年三菱電機株式会社勤務。1985年工学博士(大阪大学)。1977~90年神戸大学、東京工科大学非常勤講師。1990~03年広島工業大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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