出版社内容情報
電気回路は電気，電子，情報，機械などあらゆる工学の基礎として，必須の基礎知識である．また，JABEE認定，公務員試験，電気主任技術者などの資格試験，FE試験，SPI試験等に欠かせない知識となっている．本書は工学の基礎として必要な電気回路の最低限の知識を，10年以上にわたる講義のなかで精選された演習問題を解くことで，実力として身につけることを目的とする．
■目次 第1章 直流回路／第2章 複素数と複素ベクトル／交流回路／回路の周波数特性とフィルタの設計／付録／演習問題解答／索引
目次
第１章 直流回路（オームの法則と抵抗の接続；電圧源と電流源；キルヒホッフの法則；重ね合わせの理；テブナンの定理；直流回路における電力）
第２章 複素数と複素ベクトルの計算（複素数と複素ベクトル；複素数の四則演算と有理化）
第３章 交流回路（正弦波交流と各種受動回路素子；インピーダンスとリアクタンス；合成インピーダンスの計算；交流回路における電力；変成器）
第４章 回路の周波数特性とフィルタの設計（共振回路とリアクタンス特性；実際の共振回路と共振回路の良さ；共振特性と周波数通過帯域幅；回路の伝送特性と周波数特性）
付録
著者等紹介
安居院猛［アグイタケシ］
１９６４年東京工業大学大学院博士課程修了。桐蔭横浜大学工学部電子情報工学科特任教授、東京工業大学名誉教授、工学博士。専門は画像処理
吉村和昭［ヨシムラカズアキ］
１９８９年上越教育大学大学院修士課程修了。桐蔭横浜大学工学部電子情報工学科助教授、第１級陸上無線技術士、第１級総合無線通信士。専門は無線通信工学
倉持内武［クラモチナイム］
１９６６年東京工業大学大学院修士課程修了。桐蔭横浜大学工学部電子情報工学科教授、工学博士。専門は電波・光工学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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