内容説明
LESでスパコンなしでも乱流計算ができる!小スケールの影響を織り込んで大スケールの乱流計算ができる、まさに、乱流解析に携わる科学者・エンジニアの必読の書。LESの適用例として、乱流による抵抗低減、スペースシャトルの流れ、熱交換、大気科学など多数の研究実例を掲載。
目次
1 LESへの招待
2 渦力学
3 物理空間におけるLESの定式化
4 等方性乱流に対するフーリエ空間でのLES
5 非一様乱流に対するスペクトルLES
6 LESの新たな発展
7 圧縮性乱流のLES
8 地球流体力学
著者等紹介
Lesieur,Marcel[LESIEUR,MARCEL][Lesieur,Marcel]
グルノーブル(Grenoble)乱流モデル化シミュレーショングループの中心メンバー。LESに必要なサブグリッドモデルの開発や、研究や応用でのLES手法の実行において、たいへん活発に研究を行っている。さらに、初期のフーリエ空間におけるサブグリッドスケールのクロージャーモデルに大きな貢献をした。このアイデアに基づき、物理空間における構造関数モデルの開発を行い、大きな関心を集めて応用された。最近は、圧縮性乱流の乱流モデルの開発・研究を行っている
M´etais,Olivier[METAIS,OLIVIER][M´etais,Olivier]
グルノーブル(Grenoble)乱流モデル化シミュレーショングループの中心メンバー。LESに必要なサブグリッドモデルの開発や、研究や応用でのLES手法の実行において、たいへん活発に研究を行っている。さらに、初期のフーリエ空間におけるサブグリッドスケールのクロージャーモデルに大きな貢献をした。このアイデアに基づき、物理空間における構造関数モデルの開発を行い、大きな関心を集めて応用された。最近は、圧縮性乱流の乱流モデルの開発・研究を行っている
Comte,Pierre[COMTE,PIERRE][Comte,Pierre]
グルノーブル(Grenoble)乱流モデル化シミュレーショングループの中心メンバー。LESに必要なサブグリッドモデルの開発や、研究や応用でのLES手法の実行において、たいへん活発に研究を行っている。さらに、初期のフーリエ空間におけるサブグリッドスケールのクロージャーモデルに大きな貢献をした。このアイデアに基づき、物理空間における構造関数モデルの開発を行い、大きな関心を集めて応用された。最近は、圧縮性乱流の乱流モデルの開発・研究を行っている
柳瀬眞一郎[ヤナセシンイチロウ]
1975年京都大学理学部卒業。1980年京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了。1980年岡山大学工学部助手。1982年岡山大学工学部講師。1989年岡山大学工学部助教授。1998年岡山大学工学部教授。2005年岡山大学大学院自然科学研究科教授(理学博士)
百武徹[ヒャクタケトオル]
1996年九州大学工学部航空工学科卒業。2001年九州大学大学院工学研究科博士後期課程修了。2001年岡山大学工学部助手。2009年岡山大学大学院自然科学研究科准教授。2009年横浜国立大学大学院工学研究院准教授(博士(工学))(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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