内容説明
音の性質を知り騒音を抑える。騒音の基礎から、騒音を抑える静音化技術について解説。
目次
第1編 騒音の基礎(騒音の基本を知ろう;騒音の性質を知ろう;音はどのように伝わるか;複数の音源が発生するとどうなるか;騒音と人間との関係;騒音をどのように評価するか;騒音をどのように測るか)
第2編 静音化技術(静音化の基本は何か;音源の静音化対策;音の伝わる途中での静音化対策;音を吸収して静音化しよう;音をさえぎって静音化しよう;音の性質を利用して静音化しよう)
著者等紹介
一宮亮一[イチミヤリョウイチ]
1958年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。1960年徳島大学工学部講師。工作機械、切削加工、研削加工などの研究に従事。1964~1966年米国ペンシルベニア州立大学研究員。1967年工学博士(京都大学)。徳島大学工学部助教授。1970年新潟大学工学部教授。工作機械の騒音解析、騒音防止、音響信号を利用した変位、長さなどの計測技術の開発研究に従事。1975、76年ドイツ・ベルリン工業大学客員教授。工作機械の共同研究に従事。その後、オーストラリア、ドイツなどの大学で、騒音防止、音響信号による計測などの研究に参加。1998年福山大学工学部教授。主として日本機械学会に騒音・音響に関する多くの研究論文を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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