内容説明
メカニズム設計の引き出しを増やそう!「こんな複雑な動作をどうやって作ればよいのだろう?」「従来型をもとに機構を選んだけれど、もっとシンプルでコストが低い案はないかな?」このような悩みをもつエンジニアに、動作・目的で分類した101項目のヒントを示します。
目次
第1章 直線運動
第2章 回転運動
第3章 角度・変位と力の制御
第4章 運動変換
第5章 軌道生成
第6章 走行装置
第7章 流体機械
第8章 ロボット応用
付録
著者等紹介
岩本太郎[イワモトタロウ]
1970年早稲田大学理工学部機械工学科卒業。1972年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了(機械工学専攻)。1972年株式会社日立製作所に入社。1990年早稲田大学より工学博士(ロボット工学)の学位取得。1996年龍谷大学理工学部機械システム工学科教授。2015年龍谷大学名誉教授。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まつ
2
機械設計屋ではないので、直接的にはすぐには役に立たないが、様々な機構を知れて面白いです。自ら機構を生み出せればすごいですが、生み出したものが既存だとそれにかけた労力が報われない。それならば、既存の機構で適用できそうなものを利用できれば近道だと思う。そのためには引き出しを増やしておくか、探せるツールが必要になってくるわけで、本書はうってつけだと思いました。2020/11/24
みちしるべ
0
ロボコンサークルに入っていた大学時代に読んでおくべきだった。 なんとなく選んでいた機構を、もっと良くしようと取捨選択することができただろうに…。 ところで、「動力の伝達機構」というテーマにすごくワクワクしてしまうのは、物理選択者のサガなのか。 モノづくりしたくなる、素敵な1冊でした。2021/04/17
彗星讃歌
0
学校の課題のために図書館から借りた。実際の機械のなかで動いている歯車やリンク機構等が一覧として記載されている。目的別に機構が並べられているので、アバウトな構想段階から具体的にどのような機構が適しているのかを固める際に使うとよいと思う。2021/02/05
ピリカ・ラザンギ
0
ギアや歯車など動力を伝えたり物を移動させる機構。いろいろ計算式があるけど読み飛ばした。見てるだけでも楽しい。2021/01/02
ぺこなみ
0
▲ 目的を持って読めばとても参考になりそう2020/03/21