内容説明
大学、高専における蒸気原動機の教科書。現場の技術者にも役立つよう配慮してある。基礎的事項に重点をおき、ボイラ、蒸気タービンの本質を把握できるように記述し、掲載の図もその理解を助けるようにした。現在の技術革新時代に即応して蒸気原動機も目覚ましい発達を遂げつつあるので、原子炉に関して1章を設け、最新の図、表によってその一端をうかがえるよう配慮している。
目次
蒸気原動機概論
ボイラの概要
ボイラの構造
ボイラ用燃料および燃焼装置
各種伝熱装置
通風装置
ボイラの水管理
ボイラの自動制御
ボイラの付属装置
原子炉
蒸気タービンの概要
蒸気の流動
線図効率
諸損失
蒸気タービンの性能
蒸気タービンの調節
復水装置
著者等紹介
八田桂三[ハッタケイゾウ]
東京大学機械工学科卒。東京大学名誉教授、工学博士。1995年死去
山之上寛二[ヤマノウエカンジ]
東京大学機械工学科卒。長野工業高等専門学校名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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