出版社内容情報
土砂を伴う水の流動を「土砂水理学」として捉え，その体系化を試み，工学的な諸問題への適用方法を詳細に述べた．また，実際問題への適用法が体得できるように，各章末には「計算例」を示し，読者の便に供した．
流送土砂の性質／限界掃流力／移動床流れの河床移動／移動床流れの抵抗則／流砂量
目次
第１章 流送土砂の性質（土砂の混合特性；土砂の容積特性 ほか）
第２章 限界掃流力（一様粒径の限界掃流力に関する理論と実験公式；混合砂礫の限界掃流力 ほか）
第３章 移動床流れの河床形態（河床形態の定義と分類；小規模河床形態の発生機構 ほか）
第４章 移動床流れの抵抗則（河床波の構造と形状特性；移動床流れの抵抗とその予測方法 ほか）
第５章 流砂量（掃流砂量；浮流砂量 ほか）
著者等紹介
河村三郎［コウムラサブロウ］
１９３１年岐阜県に生れる。１９５５年岐阜大学工学部（土木工学科）卒業。１９５５年岐阜大学工学部助手。１９６３年岐阜大学工学部助教授。１９６４年～１９６６年コロラド州立大学大学院に留学（大学院修了：Ｍａｓｔｅｒ ｏｆ Ｓｃｉｅｎｃｅ）。１９６９年工学博士（名古屋大学）。１９７６年岐阜大学工学部教授。専攻は土砂水理学、河川工学
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感想・レビュー
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TA
20
著者は昨年お亡くなりになられました。この本を、もっと読み込んで質問したかったですが、読むのを後回しにしてました。 自分が初めて読んだ論文も著者のもので、わかりやすかったです。その内容がこの本にも少し乗ってます。2018/01/29
