出版社内容情報
道路や橋梁などの社会基盤施設を,長期にわたって安全かつ快適に使用するためには維持管理が不可欠である.とくに今後は,高度成長期に蓄積された膨大な社会資本の老朽化が進み,その重要度は一層高まると考えられている.本書は,維持管理技術の入門書・教科書として,道路構造物を中心にわかりやすく解説する.
内容説明
道路や橋梁をはじめとする日本のインフラストラクチャは老朽化の時代を迎えた。蓄積された社会資本をいかにメンテナンス・マネジメントすべきか。維持管理技術の基本をわかりやすく解説。
目次
1章 社会資本の維持管理
2章 維持管理の基本
3章 ライフサイクルコスト
4章 コンクリート構造物の維持管理
5章 鋼構造物の維持管理
6章 トンネルの維持管理
7章 舗装の維持管理
8章 高速道路の維持管理
9章 解体・撤去
10章 維持管理の展望
著者等紹介
豊福俊泰[トヨフクトシヤス]
1968年九州工業大学工学部開発土木工学科卒業。1970年九州工業大学大学院工学研究科修士課程修了。1970年日本道路公団入社。1989・1990年国際協力事業団(JICA)専門家としてエジプト・スエズ運河庁に派遣。1996年九州産業大学工学部教授。工学博士(東京大学)、技術士(建設部門・総合技術監理部門)、土木学会フェロー・特別上級技術者鋼・コンクリート、コンクリート構造診断士
尼崎省二[アマサキショウジ]
1969年立命館大学理工学部土木工学科卒業。1971年立命館大学大学院理工学研究科修士課程修了。1971年立命館大学理工学部助手。1982年立命館大学理工学部助教授。1989年立命館大学理工学部教授。工学博士(京都大学)
中村一平[ナカムライッペイ]
1973年立命館大学理工学部土木工学科卒業。1975年大阪大学大学院工学研究科修士課程(土木工学専攻)修了。1975年阪神高速道路公団入社。1998年国際協力事業団(JICA)専門家としてカンボジア公共事業・運輸省に派遣。2002年金沢工業大学工学部教授。2004年金沢工業大学環境・建築学部教授。博士(工学)(大阪大学)、技術士(建設部門)、APECエンジニア(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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