内容説明
X線で結晶内の原子配列を見る!How toを越えて自ら使いこなすために、原理、実験、データ解釈を徹底解説。結晶構造解析をマスターしたい人へ。
目次
第1部 結晶によるX線および中性子線の回折(結晶について;回折現象;実験)
第2部 回折パターンと初期構造(測定される回折パターン;位相問題と電子密度マップ;対称性と空間群;初期構造の導出1―解析的手法による位相の直接決定;初期構造の導出2―パターソン法、重原子法、同形置換法;異常散乱と絶対配置)
第3部 構造の精密化および構造情報(初期構造の精密化;構造パラメータ:結果の解析;マイクロマテリアルおよび非晶質材料;結晶の構造決定で使われる手順の概略)
著者等紹介
廣瀬千秋[ヒロセチアキ]
1963年東京大学理学部化学科卒業。1965年東京大学大学院化学系研究科化学専攻修士課程修了。1966年東京大学大学院化学系研究科化学専攻博士課程中退、東京工業大学助手。1969年理学博士(東京大学)。1989年東京工業大学教授。2001年東京工業大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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