内容説明
この本は、自然科学とはどんな学問なのか、どんなことを目的としたものなのか、などといったことについて語る。自然科学とよばれる学問の性格や目的について、今までに数多くの書物が、国の内外で出版されているが、それらと本書の内容は多くの点で違っていることを、読者の方々は読みとられるであろう。
目次
1章 科学の真理とは何か
2章 科学の進歩とは何か
3章 科学と人間―科学者の世界
4章 科学の研究対象
5章 科学の中の数学
6章 科学と技術
7章 科学と科学史の間
8章 日本における科学
エピローグ―科学の本質を問う
付録 創造への挑戦―研究の現場から
著者等紹介
桜井邦朋[サクライクニトモ]
理学博士。1933年埼玉県に生まれる。1956年京都大学理学部卒業。1965年京都大学工学部助教授。1968年アメリカ科学アカデミー招聘により渡米。NASAゴダード宇宙飛行センター所属。1975年メリーランド大学教授。1976年神奈川大学工学部教授。1993年神奈川大学工学部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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