X線・中性子の散乱理論入門

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X線・中性子の散乱理論入門

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  • サイズ A4変判/ページ数 224p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784627154797
  • NDC分類 421.5
  • Cコード C3042

内容説明

本書は、散乱実験の理論的側面について解説したテキストである。X線や中性子による散乱実験は、近年の実験施設の充実に伴って物質研究に欠かせないツールとなり、ますます幅広い研究分野で使われるようになった。しかし、数学・物理学を専門としない利用者にとっては、散乱現象を理解するための理論やその解析手法は、ブラックボックスとみなされてしまうことも多い。本書では、多様なバックグラウンドをもつ学生・研究者を想定し、散乱理論を基礎の基礎から紐解く。

目次

1 基礎的な知識(原子・分子レベルの物質研究;波、複素数、フーリエ変換)
2 弾性散乱(X線と中性子散乱の基礎;表面、界面と反射率;小角散乱と巨視像 ほか)
3 非弾性散乱(エネルギー交換とダイナミクス;非弾性散乱の例)

著者等紹介

竹中章郎[タケナカアキオ]
1971年関西学院大学大学院博士課程修了(理学博士、仁田勇・渡辺得之助研究室)。2013年フランスIGBMC‐CNRS客員研究員(~現在)。日本結晶学会元会長・名誉会員

藤井保彦[フジイヤスヒコ]
1970年大阪大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程中退。東京大学物性研究所助手。2010年総合科学研究機構東海事業センター長(~現在)。日本中性子科学会元会長。アジア・オセアニア地区中性子散乱協会AONSA会長

Sivia,D.S.[SIVIA,D.S.] [Sivia,D.S.]
オックスフォード大学セント・ジョンズ・カレッジ教員。自然科学者のための数学教育に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。