出版社内容情報
オペレーションズ・リサーチ(OR)の基本的な手法について,その考え方と使い方を丁寧に解説.具体的な例題を通して学べる.AHP,線形計画法,待ち行列理論といったオペレーションズ・リサーチ(OR)の基本的な手法について,その考え方と使い方が丁寧に解説された書籍.具体的な例題を解きながら学ぶことで,生産計画,待ちの軽減,将来の需要予測,競合といった現実のさまざまな問題に対処するための基礎力を身につけることができます.ORを広く現実の意思決定問題に適用しようと思う人や,はじめて学ぶ人におすすめです.
・数学的知識が少なくても読むことができます.また,「なぜこの数式になるか」のイメージができるよう,丁寧な解説がされています.
・「どの車を購入するか?」「相談窓口の待ち時間を減らすには?」「どの保険に加入するか?」といった身近な問題を通して,問題を定式化するプロセスや解法の意味が明解に説明されています.これにより,手法の本質を理解し,より現実に即した複雑な問題にもアプローチすることができるようになります.
・社会システムの複雑化にともない,認知科学,社会心理学といった分野とORとの交流がますます深まってきています.そのような例として,産業・組織心理学の領域の問題も扱います.
1章 序論―オペレーションズ・リサーチと社会の関係
2章 AHP―どの案がよいかを決定する
3章 線形計画法―利益を最大,費用を最小にするには
4章 待ち行列モデル―待ちを軽減しよう
5章 在庫管理―合理的な管理で費用を抑える
6章 組織分析―回帰分析による予測
7章 ゲームの理論―競合において最適な案は
8章 経済計算―資産をどう運用すべきか
加藤 豊[カトウ ユタカ]
著・文・その他
加藤 理[カトウ タダシ ]
著・文・その他
内容説明
利益を最大にする生産計画とは?行列の待ち時間を減らすには?企業業績は従業員の意識で高まる?関連書を数多く執筆してきた著者が丁寧に解説。現実問題に対処するための考え方がよくわかる!
目次
1章 序論―オペレーションズ・リサーチと社会の関係
2章 AHP―どの案がよいかを決定する
3章 線形計画法―利益を最大、費用を最小にするには
4章 待ち行列モデル―待ちを軽減しよう
5章 在庫管理―合理的な管理で費用を抑える
6章 組織分析―回帰分析による予測
7章 ゲームの理論―競合において最適な案は
8章 経済計算―資産をどう運用すべきか
著者等紹介
加藤豊[カトウユタカ]
1975年慶應義塾大学工学研究科博士課程修了(管理工学専攻)。法政大学理工学部教授、工学博士
加藤理[カトウタダシ]
2002年慶應義塾大学文学研究科修士課程修了(産業・組織心理学専攻)。(株)日本経営協会総合研究所主席研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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