定理のつくりかた

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定理のつくりかた

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784627062313
  • NDC分類 410
  • Cコード C0041

出版社内容情報

「才能」や「ひらめき」の根底にある問題解決の普遍的なテクニックを,現役の数学者がやさしくひも解きます。数学ができるのは,才能をもった一部の人だけ?
ハッとするようなひらめきがないと,問題は解けない?

たしかに,「才能」や「ひらめき」は重要な要素ですが,そのすべての土台になっているのは「普遍的な考えかたの枠組み」です。
数学のプロである数学者は,その枠組みを縦横無尽に駆使して,問題を立て,解き,そしてあらたな問題を生み出しています。

本書は,そうした「数学者が普段使っているメソッド」を,現役の数学者がやさしく語りかけます。
読み終えるころには,初めて見る問題でも,「数学者ならこう考える」と自然に思い浮かぶようになるでしょう。

数学に興味のある高校生・大学生はもちろん,「数学者ってどんなふうに問題をとらえているのだろう?」と,知的な関心をもっている大人の方でも楽しめる内容になっています。

●国立情報学研究所・新井紀子氏(『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』『数学は言葉』『生き抜くための数学入門』著者)推薦!●
本書に出会うことができた幸運な読者は,一緒にノートを買って帰ろう。
欲張らず,毎日一節ずつ読み進めよう。
最初に音読する。
次に,一段落ずつ読んで,何が書いてあるかを自分の言葉でノートに箇条書きしよう。
問題例は図とともにノートに写して,まず一人で考えてみる。
1時間考えてどうしようもなかったら,解説を読んでみよう。
そうしてこの本を読み終えたとき,あなたはそれまでまったく読めなかったはずの数学書を驚くほど読めるようになることだろう。

第1部 定理をつくるための考えかた

第1章 問題の立てかた
第2章 問題を解くための考えかた
第3章 答えの書きかた
第4章 新しい問題のつくりかた

第2部 数学の技法

第5章 場合分け
第6章 数学的帰納法
第7章 対偶の利用と背理法

第3部 ピックの定理をめぐって

第8章 問題を立てる
第9章 問題を解く??公式を見つける
第10章 問題を解く??証明する
第11章 答えを書く

竹山 美宏[タケヤマ ヨシヒロ]
著・文・その他

内容説明

数学ができるのは、才能をもった一部の人だけ?ひらめきがないと、問題は解けない?いいえ、そうとは限りません。「才能」や「ひらめき」の根底にある問題解決の普遍的なテクニックを、現役の数学者がやさしくひも解きます。

目次

第1部 定理をつくるための考えかた(問題の立てかた;問題を解くための考えかた;答えの書きかた;新しい問題のつくりかた)
第2部 数学の技法(場合分け;数学的帰納法;対偶の利用と背理法)
第3部 ピックの定理をめぐって(問題を立てる;問題を解く―公式を見つける;問題を解く―証明する;答えを書く)

著者等紹介

竹山美宏[タケヤマヨシヒロ]
2002年京都大学大学院理学研究科数学・数理解析専攻修了。京都大学大学院理学研究科。日本学術振興会特別研究員(PD)。2004年筑波大学大学院数理物質科学研究科講師。2011年筑波大学数理物質系准教授。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hippos

16
良かった。問題のレベルと文章が僕には適切だったので理解はできた。1部、2部を繰り返し読んで練習するしかないのだろうが、実際の問題に実践できるかどうかは別問題かな。2018/10/03

こたろう

4
問題を解くときに使う定理、その定理ってそもそもどうやって出来上がるの?そのプロセスの1つを優しい例で教えてくれる本。取り上げる題材は図形が多いのだが、中学生ぐらいまでの数学がわかれば最後まで読める本。1つ1つ順を追って説明してあるので、行間はほぼない。ガチの数学者が読む本ではない。あくまで一般の読者向け。2018/08/03

KO

3
数学の定理がどのように作られるかを順を追って解説してくれる。数学は論理学、と考えると理系と文系とかいう区分が無意味に感じてくる。2018/09/20

rassy0

3
タイトルどおり定理の話だけど、その本質は数学に限った話ではなく、思考一般に言えることのように思う。概念の定義から出発して、思考を組み立て、共有可能な形に落とし込む。あたり前といえばあたり前の基礎ではあるが、自分になかった視点に触れることでその未熟さに気づき、こうした省察を続ける必要を思い知らされる。2018/08/20

shin_ash

2
新井先生が押していたので読んで見た。平易な文でわかりやすく書かれている数学の証明の考え方、使い方を解説する本。優しく包まれる様な感じのする文体で良書であると思う。しかしながら、書いている事は大変わかりやすいのであるが、やはり数学は難しいためか、自分に身に付いた気がしない。繰り返し使おうとしなければ身につかないのかもしれない。この「理解はできるが身についた気がしない」と言うギャップが少し心地悪い感触である(本書ではなく、自分に問題があるわけだが…)。こう言うのは"慣れ"だと言い聞かしてお茶を濁す事にしよう。2018/09/28

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