出版社内容情報
理論体系や定理の導出を理解しながら,計算手法を身につけることができる一冊『応用目的で学ぶ立場だけど,数学的な意味合いもきちんと理解しながら確率統計を学びたい.でも,難解な数学の専門書を読む余裕はない』
『計算はできるようになったけど,高度な数学の話になると,途端に理解できなくなり困っている』
――という方へ.
本書は,応用に必須の確率統計の基礎知識について,理論体系や定理の導出を理解しながら,計算手法を身につけることができます.
「とりあえず計算ができるようになる本」では生じてしまうブラックボックスがなくなり,深い理解が得られます.
◆本書の特長
◎確率空間の定義の“意味”や,中心極限定理の証明の“概要”など,理論体系のエッセンスが理解できる.
◎具体例,演習問題も豊富で,理論と計算手法の理解が結びつく.
◎高校数学の確率や大学1年レベルの微積分の予備知識で読める.
第1章 確率の定義とその基本的性質
第2章 離散型確率変数
第3章 連続型確率変数
第4章 確率変数の独立性と平均・分散の性質
第5章 大数の弱法則,独立な確率変数の和の分布
第6章 確率母関数・特性関数と中心極限定理
第7章 統計のための準備
第8章 推定
第9章 検定
第10章 発展的なトピックス
古賀 弘樹[コガ ヒロキ]
著・文・その他
内容説明
「よくわからないけど、とりあえず計算はできる」では嫌だという人へ。数学的な意味をきちんと理解したうえで、計算手法が身につく入門書。
目次
第1章 確率の定義とその基本的性質
第2章 離散型確率変数
第3章 連続型確率変数
第4章 確率変数の独立性と平均・分散の性質
第5章 大数の弱法則、独立な確率変数の和の分布
第6章 確率母関数・特性関数と中心極限定理
第7章 統計のための準備
第8章 推定
第9章 検定
第10章 発展的なトピックス
付録
著者等紹介
古賀弘樹[コガヒロキ]
1995年東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻博士課程修了、東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻助手。1999年筑波大学機能工学系講師。2004年筑波大学機能工学系助教授。2015年筑波大学大学院システム情報工学研究科教授。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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