出版社内容情報
三角形のいろいろな性質を見ることから始め，徐々に代数幾何の世界に入っていくように記述．
■目次 △＋△＝△？／射影空間／射影多様体／2次超曲面の幾何と数論／接線・接平面・接空間／楕円曲線1／楕円曲線2／ネター環・座標環・関数体／局所環／射影と分岐指数／ベズーの定理／ポンスレの定理1／ポンスレの定理2
内容説明
本書では、現代的な代数幾何学へいきなりぶつかっていくのではなく、まず具体的に「三角数」のいろいろな性質をみていくことから始めて、徐々に代数幾何の世界に足を踏み入れていく、という方針をとった。また、抽象的な概念を導入したときも、必ず具体的な対象でその有用さを確かめていくようにした。その際、抽象的な論理の展開だけでなく、代数的な式変形も必然的に現れることになるが、それも単に等号“＝”でつないでいくだけでなく、あらゆる等号・推論に「なぜそういうことが成り立つのか」という理由をつけた。
目次
△＋△＝△？
射影空間
射影多様体
２次超曲面の幾何と数論
接線・接平面・接空間
楕円曲線
ネター環・座標環・関数体
局所環
射影と分岐指数
ベズーの定理
ポンスレの定理
著者等紹介
硲文夫［ハザマフミオ］
１９７６年東京大学理学部数学科卒業。１９８２年東京電機大学理工学部数理学科助手。１９８６年同情報科学科講師。１９９０年同自然科学系列助教授。１９９６年同自然科学系列教授、現在に至る（理学博士）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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