出版社内容情報
多くの人々は数学を嫌いながら,一方ではパズルの形をした数学的な問題には大いに好奇心を示す.本書は,数学であることがわからないようにパズル形式で書かれた数学の本で,数学に恐怖を抱く“数学不安症”の人にとって最良の薬の一つである.特に,後半は物語の形式をとっているまさに数学小説といえよう.
内容説明
日本人が苦手な論理的思考をきたえる。スマリヤン先生会心の楽しい論理パズル&数学小説。やさしいパズルから始めて手ごわい問題まで徐々に頭のトレーニング。モンテカルロの錠前の秘密に始まり読者を高度の推理問題の解明に導いてくれる数学小説の決定版。ライプニッツの夢をはじめ科学技術の可能性を検証する鍵たるゲーテルの大定理の核心にせまる。
目次
第1部 美女か野獣か?
第2部 パズルとメタパズル
第3部 モンテカルロの錠前の秘密
第4部 解けるか、解けないか?