出版社内容情報
より多彩に深化を続ける,折り紙数理のいまを紹介.“Origami”の数理はここまで来た!
いまや,数学・科学・工学・教育など分野をまたぐ研究テーマとなった「折り紙=Origami」.それを象徴するのが,開催のたびに規模を拡大している国際会議OSME(Origami in Science, Mathematics and Education)である.本書では,その第6回のプロシーディングスより,数学研究に着目して19章を精選.より多彩に深化を続ける,折り紙数理のいまを紹介する.
第1章 辺の彩色による山谷割当ての数え上げ
第2章 結晶学的平坦折り紙の構成へのカラー対称性アプローチ
第3章 2つ以上の箱を折れる共通の展開図に関する最近の話題
第4章 展開図上での単純折りのunfold操作
第5章 周期的折り紙テセレーションの剛体折り
第6章 剛体折り紙のねじり折り
第7章 オフセットパネル法による剛体折り可能で厚さのある構造の実現
第8章 カートン折り紙の操作の配置変換と数学的記述
第9章 展開図の穴を埋める:固定された境界の折りからの等長写像
第10章 蜘蛛の巣条件を満たすタイリングによる敷石テセレーション
第11章 面を好きな大きさに縮小する方法
第12章 曲線折りと直線面素の特徴づけ:レンズテセレーションの設計と解析
第13章 ねじり折りテセレーションの新しい表記法
第14章 長方形から均一に厚いシートを織る方法
第15章 多角形パッキングに基づく折り紙設計のためのグラフ用紙
第16章 内接円をもつ四辺形から鶴の一般基本形を折る一方法
第17章 ペンタジア:非周期的な折り紙面
第18章 雪片曲線折り紙の基本設計とその難点
第19章 ユニットを使ったジオデシック球作品のための2つの計算
川崎 敏和[カワサキ トシカズ]
編集
舘 知宏[タチ トモヒロ]
編集
上原 隆平[ウエハラ リュウヘイ]
編集
Robert J. Lang[ロバートジェイラング]
編集
Patsy Wang-Iverson[パッティワンイヴァーソン]
編集
三浦 公亮[ミウラ コウリョウ]
編集
上原隆平ほか[ウエハラリュウヘイホカ]
翻訳
内容説明
Origamiの数理はここまで来た!世界中の研究者がしのぎを削る「折り紙」の数理的探究。深化を続けるその研究成果の最前線を紹介する。
目次
辺の彩色による山谷割当ての数え上げ
結晶学的平坦折り紙の構成へのカラー対称性アプローチ
2つ以上の箱を折れる共通の展開図に関する最近の話題
展開図上での単純折りのunfold操作
周期的折り紙テセレーションの剛体折り
剛体折り紙のねじり折り
オフセットパネル法による剛体折り可能で厚さのある構造の実現
カートン折り紙の操作の配置変換と数学的記述
展開図の穴を埋める:固定された境界の折りからの等長写像
蜘蛛の巣条件を満たすタイリングによる敷石テセレーション
面を好きな大きさに縮小する方法
曲線折りと直線面素の特徴づけ:レンズテセレーションの設計と解析
ねじり折りテセレーションの新しい表記法
長方形から均一に厚いシートを織る方法
多角形パッキングに基づく折り紙設計のためのグラフ用紙
内接円をもつ四辺形から鶴の一般基本形を折る一方法
ペンタジア:非周期的な折り紙面
雪片曲線折り紙の基本設計とその難点
ユニットを使ったジオデシック球作品のための2つの計算
著者等紹介
上原隆平[ウエハラリュウヘイ]
北陸先端科学技術大学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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