Minerva人文・社会科学叢書<br> ウェーバーとその社会 (新装版)

Minerva人文・社会科学叢書
ウェーバーとその社会 (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 345,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623026692
  • NDC分類 361.234
  • Cコード C3331

出版社内容情報

【内容】
ウェーバーの思想を政治体制や権力構造との相関において捉えたウェーバー研究の古典的名著。時代の文化潮流の中で,彼の思想像を生態学的視角から描き出す。本シリーズの一冊として待望の復刊。

【目次】
第1篇 ウェーバーと知識社会(ドイツ・アカデミズム;一八九三年‐九四年のウェーバー ほか)
第2篇 社会と権力構造(権威的階層制社会;議会制 ほか)
第3篇 学問と政治(価値判断論争―価値自由;神々の闘争と講壇禁欲 ほか)
第4篇 学問の生態学(思想と風土;社会意識の転換 ほか)

内容説明

十九世紀末葉から第一次世界大戦、ワイマル共和国の樹立へと至る激動期ドイツにおいて、マックス・ウェーバーは社会の諸矛盾と格闘し、自ら学問と政治の結節点に身を置いた。本書は、ウェーバーの思想を政治体制や権力構造との相関においてとらえたウェーバー研究の古典的名著。時代の文化潮流の中で、彼の思想像を生態学的視角からえがきだす。

目次

第1篇 ウェーバーと知識社会(ドイツ・アカデミズム;一八九三年‐九四年のウェーバー ほか)
第2篇 社会と権力構造(権威的階層制社会;議会制 ほか)
第3篇 学問と政治(価値判断論争―価値自由;神々の闘争と講壇禁欲 ほか)
第4篇 学問の生態学(思想と風土;社会意識の転換 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

inenoha

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ウェーバーの思想をエクスターナル・アプローチによって読み解いていく.外的な事情と思想内容との関連がよく分からない箇所がときどきあるものの,異なる分野・異なる時代におけるウェーバーの,矛盾するようにも見えるさまざまな側面を理解するための背景を与えてくれる本として,いまや古典となっている研究.第1篇のドイツ大学の状況と,第3篇の学問と政治の関係に関する記述が,『仕事としての学問』『仕事としての政治』の背景としてたいへん勉強になった.とくに,「懲罰教授」は今日の実務家教員問題にもつながる制度であると感じた.2020/03/05

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