目次
戦後台湾「国民経済」単位の生成―一九四〇年代の再確認
日本植民地統治時代における台湾農民運動と農村社会の変容―「段階論」と「構造分析」の統合と課題
植民地経済における民族土着資本の動向と地位―戦前台湾の農村高利貸資本の動きに焦点をあわせて
戦後台湾経済における資本蓄積過程―とくに農業部門に重点をおいて
台湾経済と華僑資本―「政僑資本」の生成とその実態
台湾企業からみた日台関係
日本の台湾植民地経営と現在―経済学的視点から
アジアNIEsの対外投資について―台湾の統計的検証を通じて
アジアにおける日本企業と現地企業―台湾の場合
台湾の「外資依存型」工業化方向―とくに対外貿易の展開に関連して
台湾経済における市場構造と巨大企業の地域
台湾における中小企業活力の“秘密”を探る
両岸関係の経済問題―その枠組みと課題
著者等紹介
〓照彦[トゥツァゥエン]
村岡輝三。1936年台湾雲林県斗六市生れ。1959年台湾大学卒業、1961年に来日、東京大学大学院博士課程修了、経済学博士、専攻は国際経済論。長崎県立国際経済大学、佐賀大学、新潟大学、名古屋大学、國學院大學教授を歴任。名古屋大学名誉教授。2007年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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