日経ビジネス人文庫
「国鉄マン」がつくった日韓航路―俺たちのプロジェクト「ビートル」物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 343p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532191368
  • NDC分類 683.3
  • Cコード C0134

出版社内容情報

分割民営化後にJR九州の新規事業として博多・釜山の国際航路開設に挑んだ男たちの10年を描いた物語。素人集団の「夢」と「執念」が航空機路線を撤退に追いやった、それは国鉄マンの誇りを取り戻す闘いでもあった。

内容説明

分割民営化後、「外国に一番近いJR」が地域密着の新規事業として日韓国際航路を開設した。その成功までの人々の奮闘ぶりを、爽やかに描ききったルポルタージュ。素人集団が小さな高速船で航空機路線に挑んだ無謀な戦い。それは「鉄道員」の仕事に誇りを取り戻す挑戦でもあった。

目次

第1章 外国に一番近いJR(分割民営化前夜の宿題;人生、意気に感ず)
第2章 飛べないカブトムシ(日韓海峡、波高し;国内初「一泊二日」の格安海外旅行)
第3章 前例がないなら、前例をつくれ(船舶事業部罰ゲーム伝説;赤字の多い国際航路を残す)
第4章 背水の陣(ターゲットはJAL;帆を張っていなければ風は吹かない)
第5章 リーディングキャリアへ(風が吹きはじめた;成功の秘訣は「夢」と「執念」)

著者等紹介

渋田哲也[シブタテツヤ]
フリーライター。1942年福岡県生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。69年夕刊フクニチ新聞社入社。運動部次長、報道部次長、編集委員・論説委員などを経て、89年からフリー
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