内容説明
日本経済のなにが問題なの?解決策はあるの?若いあなたと忙しいあなたのための“わかる”経済入門書。
目次
1 「経済」に興味を持つ君たちへ―「経済」とはなにか?
2 驚異的な成長を遂げた日本―日本経済120年の歩み
3 問題はなにか?その解決策は?―What’s the problem?What’s the solution?
4 経済を良くする方法を考える―競争と機会の平等
5 「売りたい気持ち」と「買いたい気持ち」―経済分析の基本的枠組み
6 経済の成長に必要なこと―労働・資本・技術について
7 君たちが生きる社会―グローバリゼーションとデジタル化
著者等紹介
竹中平蔵[タケナカヘイゾウ]
慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所所長・大学院政策メディア研究科教授。経済学博士。1951年和歌山県生まれ。73年一橋大学経済学部卒業後、日本開発銀行に入行。その後、ハーバード大学客員研究員、大蔵省財政金融研究所主任研究員、大阪大学経済学部助教授などを経て、90年慶應義塾大学総合政策学部教授。98年小渕首相の諮問機関・経済戦略会議メンバー、2000年森首相の諮問機関・IT戦略会議メンバー。01年、小泉政権発足で経済財政政策担当大臣に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tadashi_N
18
競争に参加しない、またはできない人は、竹中経済学の範疇から外れるらしい。イヤな感じ。2021/11/10
つぶごま
16
経済の仕組みがとてもわかりやすく解説されていると感じました。文面も読む側に優しい書き方ですっきり読めました。筆者の書は2度目ですが経済の第一線で活躍されている方の言葉は引き込まれるものがあり、夢中になって読みました。2024/11/24
みんと
5
今の子どもたちは政治や経済に無関心だということを耳にするが、無関心の前にわからないというのが実情なのだろう。 日本の状態を、何が危機なのか、どうしたら経済は良い方に向かうのかわかりやすく説明してあれば良いのだが、本書では少し難解なのではないかと思われる。 例えに図を入れたり、初めて聞くような言葉には、欄外に説明があったりすればもう少しわかりやすいかな。 郵政民営化の理由は良かったと思う。2013/03/14
ほたぴん
4
出版社が「東京書籍」で、おぉ~教科書の会社だ!と思った。2010/12/09
905
4
まったく関心外の分野の本も読もうと思って手に取った。そういう場合、中高生向けのほうが理解しやすい。2010/08/03