なぜ、賢い人が集まると愚かな組織ができるのか―組織の知性を高める7つの条件

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478374467
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C2034

出版社内容情報

アルブレヒトの法則:「聡明な人が集まると得てして愚かな組織ができあがる」を発見した著者がその克服法を探る。

内容説明

なぜ、組織では個人の才能が活かされにくいのか?意欲あふれる人々の志がくじかれてしまうのか?

目次

アルブレヒトの法則
考えることをやめた人々―なぜ「集団」ゆえに失敗するのか
OI:組織の知性
わかりやすいビジョン
全員を結ぶ一体感
変わろうとする意志
仕事への情熱
足並みの揃った組織
知識を広め、活かす
「結果を出す」という心構え
変化に立ち向かう
企業に心理療法をほどこす

著者等紹介

アルブレヒト,カール[アルブレヒト,カール][Albrecht,Karl]
サービス・マネジメントの権威。ジョンズ・ホプキンス大学博士課程修了。カール・アルブレヒト・インターナショナル社社長。北米、南米、アジア、中近東、オーストラリアなどでコンサルティングを行っている

有賀裕子[アルガユウコ]
東京大学法学部卒業、ロンドン・ビジネススクール経営学修士。通信会社に勤務の後、翻訳に携わる

秋葉洋子[アキバヨウコ]
東京大学教養学部教養学科卒業、マサチューセッツ工科大学経営工学修士。自動車メーカー、外資系経営コンサルティング会社、金融機関、外資系情報機器メーカー等内外の企業に勤務ののち、翻訳に従事
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感想・レビュー

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jackbdc

8
言うは易く行うは難しの組織論。著者は80年代の大ベストセラー「サービス・マネジメント」で知られたコンサルタント。本書の内容は割とオーソドックス。著名な組織の実例に分析を加えて対応策を一般化するというプロセスを通じて、7つの条件を提示する。組織が組織として力を発揮するための条件として、リーダーシップとコミュニケーション、そして組織文化や一人ひとりの士気(これを最も重視している)を向上すべしと定石を語る。印象に残ったのは、組織にもエントロピー増大の法則が働くという指摘。普通ではダメなんだと気が引き締まった。2021/11/26

jun

0
組織の知性Organizational Intelligenceを軸に、組織観、リーダー論について述べている。なかでも世界中ではジョブズ氏のリーダーシップカリスマ性を褒め称えているのに対し本書では権力志向の例として着目し彼のリーダーとしての振る舞いを批判したりと独自の見解に基づき新たな発見が詰まっている一冊2011/10/14

Kitamuu

0
組織を襲う変調。ヒビの入った組織、ひたすら大人しく、老害。グループシンク、考えることの放棄、合意にこだわることでの正しい判断から逸れる。働き手の気持ちは巡り巡って顧客の心に乗り移る。モチベーションは与えるものではない。意義を用意すること。パターンパラドクス。集団が効率的に仕事をこなせないのはほとんどの場合、組織そのものに問題 知識を広める取り組みをする際は、どのような知識を広めるかを明確に。二兎を追ってはいけない。メンバにフィードバックを、巻き込む、熱意を引き出す。そもそも必要なのだろうかという疑問を抱く2019/09/24

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