Mag2 libro<br> 細胞夜話

Mag2 libro
細胞夜話

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434121630
  • NDC分類 463.04
  • Cコード C3045

目次

Escherichia coli K‐12株
HeLa細胞―Henrietta LacksとLacks家の物語
ビールと発酵とSaccharomyces cerevisiae
今、昆虫が熱い!
WI細胞―ヘイフリック限界(Hayflick Limit)発見の立役者
神経幹細胞―神経細胞は有限か無限か
Escherichia coli B株―誰も知らないその起源
ゲノムが減る?―カイチュウ体細胞の染色質削減
母国語で書いてしまったばかりに―Helicobacter pylori
鼻をくすぐるよい話?―植物組織培養技術〔ほか〕

著者等紹介

藤元宏和[フジモトヒロカズ]
GEヘルスケアバイオサイエンス株式会社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

62
懐かしく読みました。夜話としてとても良くできた本ではないかと思います。生化学夜話というのもあるようですので(webで見れるようです)、息抜きに読んでみようと思います。2020/05/09

13
60日で分裂が一律終了しちゃう細胞。安定して分裂させ続け、培養に適した状態を保つにはガン化させるしかないというのは、NHKの「フランケンシュタインの誘惑」で黒人女性ヒーラさんのガン細胞が50年以上も世界中で故人で本人の彼女も、彼女の家族の許諾もなしに使われ続けていたと聞いて、ヒエエエ…となったので知っていたのだけれど、昆虫よ、おまえもなのか…。読みやすくて面白かったです。しかし細胞とはいえ、死ねないのはつらいなあ…。2017/04/02

春風

5
実際に細胞相手に実験を行ったことのある、又は大学などで細胞工学などの講義を受けた人向け。サイエンスコミュニケーションの一形態としてのクロノロジーを目指している。クロノロジーというワードは初耳だったが、「歴史学の一分野で、ある特定のテーマについて、いつ何があったのか整理してみるような学問」との事。本書では独自に有名どころの株の名称の由来に迫ったり、樹立に関する小話なども調べられており、関係者であれば思わず膝を叩く内容が満載である。これを読んで、日頃携わっている細胞株の歴史に思いを馳せるのも一興やも。2015/10/02

incognito

3
細胞生物学者が飲み会で話すネタというコンセプトで編まれた本。全く知らないことばかりでびっくり。それもそのはずで、スタッフがかなりがんばって取材していることがわかります。これを読むと細胞生物学のあゆみが垣間見えるので、実験を始めたばかりの学生にぜひとも読んでほしい本です。2010/11/20

_apojun_

2
タイトルと装丁にだけ目が留まって購入。生物学はまったくの門外漢で、書かれている内容の半分も理解できていないと思うが、知らない世界にちょっとでも触れられることができたのは良かったかな。普段何気なく読んでいる、自分の専門分野の本も、まったく知らない人が読んだらこんな風に感じるんだな、と気づかされたのも一つの収穫。2020/04/02

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