名門魂―日立バレーボール部、最後の戦い

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784331508190
  • NDC分類 783.2
  • Cコード C0075

内容説明

なぜ名門日立は廃部へと追い込まれたのか?そのとき監督、選手たちは何を考えたのか?日立最後の日本代表・田中姿子の実兄である著者が、内部の声を丹念に拾ったノンフィクション。

目次

第1部 名門崩壊(最後の黄金時代;落日の日立;復活の兆し;最後のVリーグ;闘いの場を求めて)
第2部 名門再構築(バレーボールの魅力;世界の競技者の行く手;メジャースポーツの条件、バレープロ化の可能性;困難を打破し、豊かなスポーツ界に)

著者等紹介

田中康弘[タナカヤスヒロ]
1967年11月16日、埼玉県川越市出身。日本大学農獣医学部卒業。高校時代まで野球に取り組み、一八歳より旧ソ連の国技・サンボを始める。柔道やレスリングの経験のない純粋サンビストとしては初めて全日本選手権を制す(七四キロ級/1989、1991年)。海外遠征も旧共産圏を中心に経験し、現在は鈴木道場(東京・小平市)、ビクトルコマンドS(東京・日本橋)で後進の指導に当たる。ライターとしては『ゴング格闘技』等で原稿を執筆、『レディース・ゴング』の誌面にも度々登場。バレーボールでは妹・田中姿子をずっと見守り続け、元日立の選手達からの信頼も厚い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ばりぼー

22
かつては日立=全日本というくらい、山田重雄監督率いる日立(武蔵)には燦然と輝く黄金時代がありました(現在のプレミアリーグの日立は、佐和工場が本拠地の別物)。これはその後の、日立本社とバレー部創設者の山田監督との対立、プロ化騒動に伴う大林・吉原選手の解雇、山田監督のスキャンダル発覚と追放、後任の米田監督と選手との不協和音、V1リーグへの降格、2001年の廃部までを綴った記録です。著者は部員である田中姿子選手の実兄ですので、チームの内情を選手目線でかなり克明に描いています。栄枯盛衰は世の常ですね。2013/09/13

kera1019

2
にわかバレーファンなもんで、この本を読んで日立の黎明期から黄金期までも読んでみたくなりました。2014/02/24

shiho

1
大林のファンだったので解雇と同時に日立を見限ったバレーファンですが、なかなか面白かったです。客観的事実と身贔屓はちょっと多いけどこういう書籍は貴重。2011/11/11

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