いまなぜ金復活なのか―やがてドルも円も紙屑になる

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  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198622473
  • NDC分類 337.31
  • Cコード C0033

内容説明

世界はドルに騙されている!ロスチャイルドの元金庫番がまやかしと欺瞞に満ちたアメリカによる「ドル支配」の実態を暴く。

目次

第1章 金本位制は過去の野蛮な制度なのか
第2章 ドルの信認が低下し続ける時代
第3章 ドル危機によってもたらされた金の乱高下
第4章 金はなぜ一九九〇年代を通じて低迷を続けたか
第5章 スイスの金をめぐる疑惑
第6章 ドイツの金に何が起きたのか

著者等紹介

リップス,フェルディナント[リップス,フェルディナント][Lips,Ferdinand]
1931年スイス生まれ。銀行家。1968年、チューリヒ・ロスチャイルド銀行(Rothschild Bank Zurich AG)の設立に参画、マネージング・ディレクターに就任する。1987年、バンク・リップス(Bank Lips AG)を設立。1998年の引退後はアフリカの金鉱山会社の取締役を務める一方、金鉱株ファンドを運営

大橋貞信[オオハシサダノブ]
1977年、茨城県生まれ。2000年、慶應義塾大学経済学部卒業。投資の世界に身を置きながらさまざまな分野の翻訳を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Honey

8
2001年夏脱稿、2005年日本語版用に改訂とのこと。 通貨と金の関係、その歴史…など、自分的にはとても新鮮な内容でした。それにしても国際金融の世界のあさましさ…2018/03/19

シュラフ

0
ここ数年 金が高騰している。特に、この1年の高騰はすごい。投機マネーが流入しているということなのだろう。 当著は金本位制への復帰論者が書いた本。金本位制のもとでは各国財政状況が健全化が必要であったが、不兌換紙幣のもとでは財政運営が野放図となりインフレ懸念が高まる。そもそも金本位制であれば中央銀行も不要であり、銀行は勝手なふるまいができなくなるはず。 米国はドル紙幣を刷り続けることで海外企業の買収や輸入など勝手なふるまいを行っており、やがてドルの信認がなくなるとともに金は高騰するはずと指摘。      2013/03/23

wtnbmrk

0
金本位制の重要性と金のカラクリ。近現代アメリカで金を「保有してはいけない」時期があったのが一番驚いた。2011/06/17

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