新潮文庫
日本共産党の戦後秘史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 485p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101362915
  • NDC分類 315.1
  • Cコード C0195

内容説明

冷戦期1950年代初頭、共産党は朝鮮戦争下のソ連・中国を支援する役目を負って日本国内を混乱させようと試みた?外で中ソに媚び、内で絶え間ない権力抗争―。結党以来、実はこの醜悪な原理のみに従ってきたと見る立場から、著者は党の“国民そっちのけ”の実像を告発する。警官殺傷事件などが頻発した「極左冒険主義」時代の活動ほか、元有力党員だからこそ書けた衝撃の記録。

目次

第1章 日本共産党戦前史
第2章 「唯我独尊」の原点
第3章 武装蜂起の時代
第4章 山村工作隊とひょっとこ踊り
第5章 敵は、どこだ?
第6章 暴力革命の遺伝子
第7章 幻想から幻滅へ

著者等紹介

兵本達吉[ヒョウモトタツキチ]
1938(昭和13)年、奈良市生れ。京都大学法学部中退。大学在学中に日本共産党に入党し、’78年、党中央委員会勤務員となる。国会議員秘書としてロッキード事件やリクルート事件、北朝鮮による日本人拉致事件の真相究明などに努めたが、’98(平成10)年、党の方針に反するとして除名された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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可兒

5
あまりのひどさに捏造を疑いたくなってしまうが、党建物に監禁された著者が言うのだから間違いないのだろう。赤色貴族という言葉は、いわゆる東側諸国だけのものではないようで2009/03/27

Skywriter

2
共産党は戦前も戦後も本当にどうしようもない党だ・・・・・・2009/01/20

Ohe Hiroyuki

1
元日本共産党の幹部による日本共産党の歩みに関する資料である。▼日本共産党内部の権力闘争や諸外国との関わりについて事細かに書かれており、日本共産党史を裏(表は日本共産党HP)から見るという意味では参考になった。▼資料として読み応えはあるが、時系列で書かれているためストーリーが捉えづらく読みづらいと思う方もいらっしゃるかもしれない。2016/09/22

根室

1
よく背景は知らないが、ミヤケンという人を叩いてる本。日本共産党の戦後の出発と内部のゴタゴタ、組織に関連した重要事件など2011/05/13

うたまる

1
「共産主義とは、瓦葺きの家に住み、白い米の飯を腹一杯食べることである。(金日成)」「共産主義とは、ソヴィエト権力プラス全国の電化である。(レーニン)」

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