モッタイナイで地球は緑になる

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  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784907818562
  • NDC分類 519.84
  • Cコード C0036

内容説明

木を植えることが、平和につながるとはどういうことなのか?環境に対する取り組みで初めてノーベル平和賞を受賞したケニア人女性、ワンガリ・マータイ。アフリカに「グリーンベルト運動」を広め、持続可能な開発や、平和な社会づくりに貢献してきた彼女が、いかに貧しい農村女性を励まし、政治腐敗と闘ってきたのか。アフリカ人女性として初のノーベル賞受賞者、マータイ氏自身が書き下ろした初の邦訳本。附章として、来日の際、「もったいない」という日本語に感激し、「モッタイナイを国際語として広めましょう」と国連会議の場をはじめ、世界各地で呼びかけているマータイ氏の講演も特別収録。

目次

第1章 序論
第2章 グリーンベルト運動の歴史
第3章 総合的な目標、価値観、プロジェクト
第4章 組織構成
第5章 資金調達
第6章 功績
第7章 足枷
第8章 学び得た教訓
第9章 私がグリーンベルト運動を行う理由
第10章 グリーンベルト植樹運動の発起と運営―10ステップの手順
第11章 グリーンベルト運動をアフリカ中に広げる
第12章 これから
附章 モッタイナイで地球は緑になる―ソトコトNPOサミットでの対談、講演から

著者等紹介

マータイ,ワンガリ[マータイ,ワンガリ][Maathai,Wangari]
1940年、ケニア共和国生まれ。生物学者を志し、アメリカ・カンザス州の大学で修士を取得した後、71年、ナイロビ大学で東アフリカ出身の女性として初の博士号取得。77年に有志とNGO「グリーンベルト運動(GBM)」を創立し、農村女性に植樹を通じた社会参加を呼びかけた。これらの活動を通して、女性の地位向上などケニアの民主化にも貢献し、63年のケニアの独立以来続いてきた独裁政治とも闘ってきた。2002年の総選挙で得票率98%の圧倒的支持を受け、国会議員に当選、環境副大臣に就任。04年、環境保護と民主化への取り組みの功績が評価され、アフリカ人女性として初めてノーベル平和賞を受賞した

福岡伸一[フクオカシンイチ]
1959年、東京生まれ。京都大学卒。米国ロックフェラー大学およびハーバード大学医学部博士研究員、京都大学助教授を経て、青山学院大学理工学部化学・生命科学科教授。分子生物学専攻。専門分野で論文を発表するかたわら一般向け著作・翻訳も手がける。『ソトコト』誌にも常時寄稿。ニッポン東京スローフード協会科学担当委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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