クライスラー・ビル 20世紀

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  • サイズ A5判/ページ数 163p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784897373911
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C3352

出版社内容情報

1 カルナック神殿[エジプト時代]    2001年11/23発売!
2 アクロポリス[ギリシャ時代]     発売中
3 ヴィッラ・アドリアーナ[ローマ時代] 第6回配本 2002年3月
4 サン・ヴィターレ聖堂[ビザンチン]  第11回配本 2002年12月
5 ル・トロネ修道院[ロマネスク]    第9回配本 2002年9月
6 シャルトル大聖堂[ゴシック]     第5回配本 2002年0月
7 サン・ロレンツォ聖堂[15世紀]    第8回配本 2002年7月
8 パラッツォ・デル・テ[16世紀]    発売中
9 サン・カルロ・アッレ・クアトロ・フォンターネ聖堂[17世紀]第7回配本 2002年5月
10 ショーの製塩工場[18世紀]     発売中
11 サー・ジョン・ソーン美術館[19世紀]第10回配本 2002年11月
12 クライスラー・ビル[20世紀]    発売中

内容説明

歴史のなかの12建築を平明に語る。第12巻では、「クライスラー・ビル」をとおして、「20世紀」を見る。

目次

なぜ、20世紀の建築としてクライスラー・ビルを選んだのか
磯崎新の二つのマンハッタン体験
オフィスと超高層
超高層の成立/シカゴ対ニューヨークのバトル
シカゴ・トリビューンのコンペ/アメリカのアール・デコ
アール・デコとは何か
「超高層は、ロボトミーされた建物である」
クライスラー・ビルのデザインのおもしろさ
クライスラー・ビルとシーグラムビル
磯崎新の建築とアール・デコ
世界一高いものをつくるということ
高層ビルと郊外住宅/都市と自然
「救済か断念か」
「少女都市」と「憑依都市」/21世紀の手がかりは何か

著者等紹介

磯崎新[イソザキアラタ]
建築家。1931年大分市生まれ。1961年東京大学数物系大学院建築学博士課程修了。1963年磯崎新アトリエ創設。代表作に大分県立図書館、群馬県立近代美術館、つくばセンタービル、ロサンゼルス現代美術館、水戸芸術館、バルセロナ市オリンピック・スポーツホール、ティーム・ディズニー・ビルディング、京都コンサートホール、静岡県コンベンションアーツセンター、なら100年記念館、秋吉台国際芸術村、COSIなど。日本建築学会賞・作品賞、日本建築年鑑賞、毎日芸術賞、英国RIBAゴールド・メダル、朝日賞、ヴェネチア・ビエンナーレ建築展・金獅子賞など受賞

篠山紀信[シノヤマキシン]
写真家。1940年東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。在学中よりライトパブリシテイ入社。1968年フリーとなる。建築物を主題にした作品は1975年刊行の『家』(潮出版社)が最初。日本の民家を撮ったこの作品に注目した磯崎新が、1976年のヴェネチア・ビエンナーレに推挙し日本館での個展となった。1977年磯崎と二人で「建築行脚」の旅をはじめ、この作品が『磯崎新の建築談議』の元となる『磯崎新+篠山紀信 建築行脚』に結実。芸術選奨文部大臣新人賞、毎日芸術賞、国際写真フェスティバル金の眼賞など受賞
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